旭ファイバーグラス株式会社がキヤノンITソリューションズの「TCPLink」を導入現場へ負担をかけることなく端末エミュレータを入れ替え年間コスト40%削減お知らせ
2024年10月23日
キヤノンITソリューションズ株式会社
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、旭ファイバーグラス株式会社(所在地:東京都千代田区神田鍛冶屋町三丁目6番地3、代表取締役社長:荒木 一郎、以下旭ファイバーグラス)に端末エミュレータ「TCPLink」を導入し、運用コストの削減と情報システム部門の業務負荷を軽減したことを発表します。

背景と課題
旭ファイバーグラスは、省エネルギー性や吸音性の高いグラスウール断熱材や建材製品で快適な家づくりをサポートしています。主力商品であるグラスウールは、原料であるガラスにリサイクル品を使用しており、その割合は80%にのぼるなど、機能だけではなく生産でも環境に考慮しています。
旭ファイバーグラスでは、メインフレームの基幹システムで工場内の生産計画から出荷まですべての工程を管理しています。湘南工場と中部工場にある150台の端末から端末エミュレータを経由して、各工程を担当する部門が入力/参照します。この基幹システムで、重要な役割を担う端末エミュレータの更新時期が近づいてきたことから、運用コストの削減に向けた検討を開始しました。これまでの端末エミュレータはブラウザーベースであることから、工場内のフォークリフトで使用する場合、複数の自動実行アプリケーションを使用しなければならず、セッションが切断されることもあり、情報システム部の負担が高く生産効率の低下につながる課題がありました。
このような課題を解決するために、旭ファイバーグラスは、高い互換性と安定性を備え管理機能が豊富なキヤノンITSの端末エミュレータ「TCPLink」の採用を決定しました。
キヤノンITS選定のポイント
- メーカー純正端末エミュレータとの高い互換性と安定性
- 従来の端末エミュレータと同等の機能があり、直感的な操作が可能。ファイル転送時の文字化け、印刷時の桁ズレ/文字が表示されないなどの不具合が発生せず、フォークリフトからの接続も安定。
- 監視管理機能が豊富で運用がしやすい
- ユーザーの接続状況が把握可能。利用されていない画面セッションを、必要とする他のユーザーに割り当てることで、リソースの効率的な利用を実現。
成果
「TCPLink」を導入したことで、初期費用/保守費用を含めた運用コストを5年間の総額で40%削減できました。また、フォークリフトの接続状況による問い合わせや、アプリケーションのインストール/相性問題への対応が不要となり、情報システム部の負担も低減し、本来の情報システム部の業務に時間を割けるようになりました。
今後の展開
キヤノンITSは、これまで30年以上にわたり端末エミュレータを提供してきた実績をもとに、旭ファイバーグラスの企業理念である「私たちは人と地球の未来のために、快適環境作りに貢献します」に共感し、旭ファイバーグラスの課題やめざす姿の把握から具体的な施策の策定まで「共想共創」で、お客さまの発展のために共に歩み、お客さまと共に社会課題の解決に貢献してまいります。
※旭ファイバーグラスの事例詳細は以下よりご覧いただけます。
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