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学校法人 京都女子学園 京都女子大学様

e ポートフォリオの導入をトリガーに全学統一のポータル/LMS再構築に向け柔軟性に富んだプラットフォームを導入

  • 多様なワークスタイルへの対応
  • 事務生産性向上
  • パフォーマンス・可用性向上
京都女子大学外観

その長い女子教育の歴史を礎に、全国的に「京女」の略称で親しまれている京都女子大学。1966 年に女子大学としては先進的といえる大学院をスタートさせ、2011 年には女子大学で初となる法学部の設置など、常に新たな挑戦を続けている。
すべての学部を基礎とする大学院研究科を設け、少人数教育を重視、全学部で1 回生から教員と学生が近い距離で対話し学びを深めるなど、きめ細かい教育の実践には定評がある。大学全体で展開する外国語教育、情報教育、キャリア教育などを通じ、女性の進路選択や就職活動に精通した専門スタッフによるサポート体制も確立。実社会で活躍できる人材の養成にも臨んでいる。
そうした同校が、今回、教育の質の担保・向上と、キャリアデザインへの活用も見据えながら、大学力を高めるeポートフォリオ導入・学内ポータル刷新に挑んだ。

導入ソリューション
導入製品

お客様データ

学校法人京都女子学園 京都女子大学
URL:http://www.kyoto-wu.ac.jp/
創設:1949年
所在地:京都市東山区今熊野北日吉町35
学生数:6032名(2017年5月現在)

「親鸞聖人の体せられた仏教精神にもとづく人間教育」を建学の精神に2017 年に創始118 年をむかえた学校法人京都女子学園。この京都女子学園を母体に「知性と情操を高め、人間としての自覚を深めるとともに、すべてのいのちを平等に愛する豊かな心を培うことによって、真の人間を育成する」の教育理念を掲げるのが京都女子大学。その長い女子教育の歴史を礎に、1949 年に創設された。文学部、家政学部、現代社会学部、発達教育学部、法学部を設置。歴史と伝統を大切に育みながら、時代の要請に応えるべく、新たな挑戦を続けている。

お客さまが実現できたこと

  • 全学的なin Campusへの切り替えにより利便性の大幅向上や学修状況の可視化などを実現。
  • in Campus「Portfolio」による個々の学生の履歴をアーカイブし振り返りのための新たな環境を創出。
  • 併せてin Campus 「LMS」「Portal」導入により情報伝達スピードの向上とペーパーレス化を促進。

お客さまのご要望

  • 学内WebやLMSなど並立する既存の学内情報システムの連携が悪く、その再整備で利便性を高めたい。
  • 学生の学修履歴・成果の蓄積・キャリアデザイン活用、教員の授業達成状況の点検・改善などを可視化したい。
  • ドキュメントベースでの運用が主だった授業支援や連絡事項などをLMSや学内Webの刷新で改善したい。

導入前の課題と背景

学生の利便性向上を至上命題に全面刷新

今回学内情報システム刷新となった経緯をお聞かせください。


「2015 年に、学生への教育の質向上を目指すと同時に、多様性ある学内情報基盤への発展に向け、拡張性と可用性を併せ持つサーバ仮想環境へ情報基盤を刷新しました。そのような中、より高度な次元で、きめ細やかな履修指導や学修支援を実践していくために、e ポートフォリオ導入の機運が高まってきたのが、本件スタートのきっかけでした」(阿部氏)
「もともとポータル機能を持った学内Web やLMS は運用していました。しかし、全学統一のレベルではなく、部分最適化の状況での使われ方でした。そのため学生にとって決して使い勝手のよい環境ではなかったといえます。それも今回の刷新理由のひとつでした」(瀬尾氏)「また、細かい話ですが、本学の場合、非常勤の教員も多いため、GUI はできる限り一目で機能がわかるように再構築したいなど、これまでの学内情報システム運用で把握していた課題の解消という側面もありました」(宮下氏)

教務部次長 教務課長<br />
阿部 純宏氏(右)<br />
<br />
総務部情報システムセンター(当時)<br />
課長<br />
瀬尾 浩氏(左)

教務部次長 教務課長
阿部 純宏氏(右)

総務部情報システムセンター(当時)
課長
瀬尾 浩氏(左)


お客さまのコメント
「とことんつきあってくれる担当者の技術&人間力に脱帽」
「2016 年度にはキャンパス内ほぼ全域をWi-fi 化しており、モバイル対応も標準で備わる“in Campus”は有難かったですね」(阿部氏)
「今回も私たちの要望にきめ細かく対応してもらえ、信頼感が増したと思います。もはや、何でも話し合える間柄のパートナーとして欠かせない存在です」(瀬尾氏)


導入の必然性

全学統一の観点から「in Campus」を選択

課題解決に向け、どのような取り組みが行われたのでしょうか。

「そこで、まずeポートフォリオ導入のRFPを作成。①学生が主体的に自身の学修成果を振り返ることができ、それを大学全体の教職員も共有するなど、きめ細かい履修・進路指導につながる学修支援ツールであること。②学生が学びのプロセスや成果を継続的に蓄積し、それを指導教員、授業担当者、関連部署の職員が確認しながら、必要なコメントを残せること。③各授業の出席状況とのリンクなど、学生の修学状況を客観的に把握でき、必要な支援につなげられること。④学生の履修登録・確認、教員の視点や教職カルテなどを一元管理できる学内ポータルサイトに統合すること。という4 つの目的を満たすソリューションを探すところから始めました」(中山氏)
「SIer、ベンダー、システム会社、いろんな取引先にお声をかけ、最終的に5 社がエントリーしました。eポートフォリオ単体の機能面では各社遜色なかったという所感ですが、価格面はもちろんのこと、目的の③や④の要件を満たすという観点から、一番フィットしたのがキヤノンマーケティングジャパンと、システム開発を担うキヤノンIT ソリューションズ(以下キヤノンITS)が提供する“in Campus”でした」(瀬尾氏)
「2015 年に情報基盤を刷新した際も、両社主導でサポートいただいていて、その際のエンジニアリング力への評価もありましたね。大規模リプレイス時は、計画通りに進まないのが当たり前。当時も、インシデントへの対応が早いというか、的確というか、最後までおつきあいしてもらい大事に至らずに済ませてもらえた経験があります。その安心感は機能や価格などの数値には現れない、現場からの大きな評価ポイントです」(阿部氏)

現代社会学部 現代社会学科
教授 博士(工学)
ネットワーク管理責任者
e ラーニング推進センター長/CISO 補佐
宮下 健輔氏(左)

現代社会学部 准教授 博士(工学)
ネットワーク運用責任者
中山 貴夫氏(右)


お客さまのコメント
「教育現場に明るい技術者や営業の対応力は評価に値する」
「キャリアデザインへの活用を進め、ルーブリック分析などして外部発信できるよう進化させたいですね。これからの支援にも期待しています」(宮下氏)
「2015 年の情報基盤刷新の頃からe ポートフォリオ化は視野に入れていたので、同じパートナー主導でサポートいただいていて安心です」(中山氏)


運用の工夫

学修状況の把握に大きな手応え

運用をイメージして取り組んだ部分はありますか。

「今回eポートフォリオを導入するにあたり、先行する大学の先生を招き、成功事例の知見に触れました。参考になったのは、ポートフォリオの蓄積データの外部発信です。学生自身の将来の夢、自分の強み・弱み、何をどう学んだか、課外活動・ボランティア・就業体験の成果などデータ抽出し、キャリアデザイン用途に活用するわけです。もちろん、今回導入した“Portfolio”でも、これらのことは実現可能ですので、学生は1 年次から意識して継続利用するモチベーションのひとつにもなると考えています」(宮下氏)
「自らの学習状況を把握するなど、“Portfolio”を使って学生ができることが一気に増えました。同時に教職員にも恩恵がもたらされています。その中でも画期的だったのは、面談管理機能ですね。学生の成績分布データから習熟度が満たない層を抽出し、指導教員が当該学生と面談して、その履歴内容を記録できるようになったのです。今までこの流れはドキュメントベースの人力でこなしていました。非常に効率化やペーパレス化が進み、苦手ジャンルなど細目が一目瞭然で、より効果的な指導につながっています」(阿部氏)
「そこからさらに成績分布をレーダーチャート化し、よりGUI を高めていけば、これまでにない新たな指導法に寄与できるはず。そのための仕組みを、現在、キヤノンITS と共に構築中です。もちろん、こうした個人情報の取り扱いは慎重に行う必要があるので、キヤノンITS に相談しながら研修やセミナーなども並行して進めています」(瀬尾氏)
「この取り組みは京女だけのカスタマイズではなく、“Portfolio”の標準機能として“in Campus”に実装してもらえると有難いです」(瀬尾氏)

in Campus Portfolio

in Campus Portfolioでは、学生と教職員、双方の学修状況把握に寄与する機能を搭載。教育機関固有の項目追加も容易に実現できます。

取り組みの成果

ポートフォリオを核に全学統一環境へ

“in Campus”導入の成果はいかがでしょう。

「実は、以前の学内Web やLMS は、積極的に活用する教職員と、そうではない派にハッキリ分かれてしまっていました。レポートの提出や授業前の資料、休講の連絡などを紙ベースで運用する教員も少なくはなく、利便性を担保し切れていませんでした。そこで今回の“Portfolio”の導入を機に、誰もが使える全学統一の情報システムを一気に構築してしまおうと考えたのです。その点、“in Campus”は学内情報システムのプラットフォーム的な思想でつくられているため、“Portfolio”に続き“Portal”や“LMS”を導入する際も非常にスムーズに連携を図ることができました」(阿部氏)
「2017 年4 月稼動で、運用してまだ半年あまり、具体的な成果はこれからです。特に“Portfolio”は、学生が自分の学びの過程や成果の根拠となるデータを継続的に蓄積して、はじめて様々な効果につなげられます。現時点ではその意義や目的、メリットの理解を進め、学修状況の継続書き込みの啓蒙活動に注力しています」(瀬尾氏)

将来の展望

“in Campus”活用でより進化させる

最後に今後の課題や展望についてお聞かせください。

「現時点では、シラバスや図書館、e ラーニングなどの別システムと未連携。機能的には“in Campus”の“Portal”に巻き込んでSSO 化できますので、学生の使い勝手の向上を早急に果たしていきたいですね」(中山氏)
「特にシラバスは使いにくいという声も届いているので、“in Campus”の“Syllabus ”に切り替え、授業計画とリンクさせるなど進化させたいです」(阿部氏)
「別システムだった教職履修カルテの作成機能を“Portfolio”にビルドインしたように、今後も全学統一環境の密度を上げていきたいですね」(瀬尾氏)

システム概念図

システム概念


数万人規模で学修成果を可視化できる「Portfolio」
教育支援情報システムに必要なすべての機能を備えたプラットフォームin Campus。そうした中でも、学習履歴を蓄える「Portfolio」は、成績をはじめ何をどう学んだかの学修記録、課外活動など、多項目で幅広く学生一人ひとりの現況把握が可能。きめ細やかな履修・学修支援に貢献します。

教育機関固有の「らしさ」実現を支援するin Campus
in Campusは「Portfolio」はじめ、学内の情報窓口となる「Portal」、授業運営を支援する「LMS」、作成を省力化する「Syllabus」、コミュニケーションを活性化する「Community」、スマートフォンに対応するための「Mobile」で構成されています。

導入いただいたソリューション・製品

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