ホテルシステム「PREVAIL」のチェックイン関連新サービスを提供開始事前チェックインやQRコード活用で人手不足が深刻なホテル事業者のDXを促進ニュースリリース

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：金澤 明、以下キヤノンITS）は、ホテルシステム（PMS）「PREVAIL」の新しいオプション機能として「オンラインチェックイン」および「QRチェックイン」サービスを、2024年10月下旬より提供開始します。2つのサービスは、チェックイン手続きを効率化し、宿泊者と宿泊施設従業員の利便性向上に貢献します。「オンラインチェックイン」は、宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla株式会社が開発/提供する自社Webサイト予約エンジンサービス「tripla Book」との連携により実現します。

近年、宿泊施設の需要は国内、インバウンドともに急拡大しています。一方で、ホテル業界では深刻な人手不足の状況が続いており、急増する宿泊需要に対応しきれず客室の稼働を抑えるといった機会損失や、チェックイン業務に時間がかかり顧客満足度低下につながるといった課題への対応が求められています。

キヤノンITSでは、2024年2月にリリースした「タブレットセルフチェックイン」をはじめとしたチェックイン業務における人手不足問題解決のソリューションを展開しており、ホテル事業者や宿泊者のチェックインDXの促進を目的として、継続してホテルシステム「PREVAIL」の機能強化を進めています。

自社Webサイトやオンライン旅行代理店（以下OTA）などの予約経路を問わず、予約時に登録されたメールアドレス宛てにオンラインチェックインサービスにアクセスできるリンクURLを送信します。オンラインチェックインを希望する宿泊者が、送信されたURLから自社Webサイトにアクセスして会員登録をすることで、宿泊者がホテル到着前に自身の端末上でチェックイン手続きを行えます。ホテル到着後の手続きを短縮し、よりスムーズなチェックイン手続きによってホテル事業者と宿泊者の利便性向上を実現します。

自社WebサイトやOTAなどの予約経路を問わず、予約時に登録されたメールアドレス宛てに予約情報検索用のQRコード^※2を発行/送信します。ホテル到着後、宿泊者がタブレットセルフチェックインやフロントでの有人チェックインで受信したQRコードを使用することで、簡単に予約情報を検索でき、チェックイン手続きの時間短縮を実現します。

新サービスを「PREVAIL」の既存ユーザーへ展開するほか、チェーンホテルを中心に 「PREVAIL」と新サービスのセット販売により、2027年までの4年間で180施設への導入を計画しています。今後も宿泊事業者の皆さまと共に、業界や各事業者が抱える課題解決に全力で取り組み、ホテル業界のDX推進に向けて新しいサービスを提供してまいります。

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