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社内外と連携してサービス提供モデルの拡大をめざすプロ集団

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ビジネスインキュベーションセンター

ビジネスインキュベーションセンター

ビジネスインキュベーションセンターのメンバー

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2022年1月に始動したビジネスインキュベーションセンター(以下、B-INC)。2025年を見据えた長期ビジョン「VISION2025」で掲げた“共想共創カンパニー”をめざし、そのミッションは「サービス提供モデルの確立と新規事業創出」です。

共想共創カンパニーでは、「ビジネス共創モデル」「サービス提供モデル」「システムインテグレーションモデル」の3つの事業モデルが互いに連携、補完することで価値提供の最大化を図っていきます。

現状ではシステムインテグレーションモデルがビジネスの大半を占めていますが、B-INCはサービス提供モデルのビジネス拡大を担います。

現在の組織はセンター長以下、少数精鋭の8人。社長直轄で全社横断の組織として、新規事業のインキュベーション(孵化)を支えています。

センター長の藤原真一は、「B-INCの業務は大きく3つの分野に分かれます。事業化プロセスの整備、新規サービス事業化、全社啓蒙活動です」と業務内容を説明します。新たな取り組みとなるだけに、プロセスの定義やドキュメントの整備が第一の業務になります。その上で、各事業部門からのアイデアをもとに新規サービスの事業化に伴走します。さらに全社啓蒙活動として、ワークショップの開催やポータルサイトの運営を通じて、新規ビジネス創出に関わる社内人材の育成を進めます。

インキュベーション推進部 部長の亀田達也は、「プロセス標準化と社内の啓蒙に取り組んでいます。すでにプロセス定義書の第1版を整備し、必要なドキュメントとテンプレートを定めました。その上で、ポータルサイトに掲載して、事業部門のサービス創出の指針として活用が始まっています」とその役割を語ります。

一方、事業部との実際のやりとりをするのがサービス企画チームです。チームリーダーを務める安藤陽一郎は、「事業部門から新規事業アイデアを募集し、選定、事業構想としてスタートする取り組みを進めています。2022年10月に2案件、その後に2案件が事業化に向けて動き出します。2023年には、新サービスとして提供を始める予定です」と具体的な成果を説明します。

B-INCの特徴について、インキュベーション推進部の岡田雄大は「メンバーは元の所属部門も職種も多様です。各自の得意な領域を生かしながら、一体となって活動しています」と語ります。

さらに、「各事業部門と共創する上で、我々メンバーの努力も求められます。より良いサービス提供モデルを作るために、研究会を毎週実施して成長に努めています。当社のサービス創出のプロフェッショナル集団になることが目標です」(藤原)

B-INCでは、社内向けの取り組みだけでなく、社外のスタートアップ企業などと手を組むイノベーションにも目を向けています。「社内のサービス事業化アイデアと、社外の知見を組み合わせることで、スピード感をもって高い価値のあるサービスを創出します」(亀田)

B-INCを担当する執行役員の吉田尚弘は、「メンバーには、日本では例が少ない社内起業家に育ってほしいと思います」と期待します。さまざまなアイデアの種を、価値を提供できるより良いアイデアに育て、事業部に伴走しながらサービス提供モデルの成長を実現する取り組みは、第一歩を着実に歩み出しています。

キヤノンITソリューションズ株式会社
執行役員
吉田 尚弘
Naohiro Yoshida

キヤノンITソリューションズ株式会社
ビジネスインキュベーションセンター
センター長
藤原 真一
Shinichi Fujiwara

キヤノンITソリューションズ株式会社
インキュベーション推進部
部長
亀田 達也
Tatsuya Kameda

キヤノンITソリューションズ株式会社
ビジネスインキュベーションセンター
安藤 陽一郎
Yoichiro Ando

キヤノンITソリューションズ株式会社
インキュベーション推進部
岡田 雄大
Yuta Okada

※ 記事中のデータ、人物の所属・役職などは、記事掲載当時のものです。

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