- イベント・セミナーレポート
「スマートファクトリーJapan 2017」に出展
2017/06/29
開催日:2017年6月7日「水曜日」~9日「金曜日」
会場:東京ビッグサイト
当社は、製造現場や生産管理の先進化や効率化を目指す展示会「スマートファクトリーJapan 2017」にIoTソリューションおよびFAソリューションを出展しました。
IoTソリューションは「小さく早く始めて育むIoT」をキーワードに、鉄道模型を使用した製造業向けIoTゲートウェイのほか、加速度センサーなどを活用した高速センシング、異種のプラットフォームで動作する各センシングデータの見える化、および画像処理や高次のデータ変換処理をリアルタイム実行できるエッジプラットフォームの構築技術について、それぞれデモンストレーションを通してアピールしました。
FAソリューションは監視制御用SCADAソフトウェア「Wonderware InTouch」の最新バージョンをはじめ、プラント用高速時系列データベースである「Wonderware Historian」や、4月より開始したビッグデータ可視化ツール「BIGDAT@Viewer」などを展示しました。
「スマートファクトリーJapan 2017」には、3日間で約40,000人の方が来場されました。当社ブースも終日盛況で、出展内容に強い関心をお持ちの方、業務課題の解決策を探す方など、多くのお客さまにお越しいただき、各ソリューションの強みをしっかりとアピールすることができました。
関連するソリューション・製品
- FAソリューション
設備、現場から制御室、工場、エンタープライズレベルまで一貫した共通システム(ソフトウェアフレームワーク)を提供します。
「導入しやすく使いやすいパッケージソフトウェアを提供することで、現場力の強化を支援し、お客さまご自身による操業現場のスマート化の実現を支援する」――これが当社FAソリューション事業の最大のミッションです。
国内外で高い実績を誇るAVEVA製品は、そのような理念を体現する産業オートメーション用ソフトウェアフレームワークです。当社は業界をリードし続けるAVEVA製品をはじめとして、同様の高いユーザビリティを持つソフトウェアを独自に提供することで、IoT時代における、お客さまの課題解決や価値創出をお手伝いします。
「AVEVA Operations Control」
Edge to Enterpriseでオペレーショナル・エクセレンスの達成を支援
Edge to Enterprise(現場から企業レベル)でのデータ連携を支えるべく、パッケージ群をスイート化し、「AVEVA Operations Control」として提供しています。
IoT化やDX化が注目されている現在でも、多くの企業内のデータは、個々の現場で分散状態(サイロ化)で、ほぼ連携されておりません。また、産業システムオペレーションの現場では、高齢化社会の進展に伴い、定年退職を控えるベテランが多くいます。そうした経験者の貴重な知識を保持する方法も待ったなしの状況です。
産業オペレーションに求められる変革は、従業員のコラボレーション・連携を促進することが必要です。各階層の人員がデータを中心として業務を行えるよう支援するデジタルソリューションを提供します。
- AVEVA Operations Management Interface AVEVA Operations Management Interfaceは、機械と人との単なるインターフェースである「HMI」を超えた、最適な操業管理を実現するインターフェースとして機能します。
- AVEVA Historian Client Web
WebブラウザーによるAVEVA Historianへの手軽なアクセスを実現。
アプリケーションのインストールなしにすばやく履歴データを利用できます。 - AVEVA Communication Driver
PLCを始めとする産業機器はもちろん、上位のIT系プロトコルにも対応する通信サーバー。
上位系(IT)と下位系(OT)のデータ統合を促進して、新たな価値の創出を支援します。 - SCADA/HMI製品 HMI や SCADA と言っても、それらに対する要件はお客様のシステムごとに異なるものです。AVEVA ではそうしたお客さまの異なるニーズに答えられるよう、3つの SCADA/HMI製品を提供しています。
- AVEVA System Platform AVEVA System Platform(アヴィバシステムプラットフォーム)は、AVEVA 製品を中心とした産業オートメーション システムの構築基盤(インフラストラクチャー)となる統合パッケージで、SCADA システムや製造実行システム(MES)などの共通実行基盤を提供します。オブジェクト指向の考え方に基づいて構築されており、これによりシステムの効率的な開発とメンテナンスが可能になります。
- AVEVA Historian
操業現場の膨大な時系列データの高速収集と蓄積に特化した「プロセス ヒストリアン」。
IoTシステムに必要不可欠で堅牢なデータストアシステムを短時間で立ち上げられます。 - AVEVA BI Gateway
AVEVA BI Gatewayは、産業システムが持つ時系列データを効果的かつ効率的に可視化・共有することができるソリューションです。時系列データを多次元のコンテキスト情報で前処理するETL*ツールと、可視化およびダッシュボード作成を可能にするセルフサービス型BIツールであるTableauをパッケージ化して提供しています。
*ETL:抽出・変換・ロード - AVEVA Reports for Operations(旧 Dream Report)
さまざまなデータソースと出力形式に対応したレポーティング ソフトウェア。
各種データソースへの接続からレポートのデザイン、出力、配信までを行うレポーティング システムをノンプログラミングで構築できます。 - AVEVA Application Server AVEVA独自の分散コンピューティング フレームワークにもとづくサーバー製品。SCADAやMESなど多くのAVEVA製品の実行基盤を提供します。
- AVEVA Historian Client
特別な開発作業は不要。インストールするだけですぐに使い始められます。
SQLの知識がなくても、AVEVA Historian のデータを簡単に閲覧・分析できます。 - AVEVA Edge
お持ちのデバイスをすばやくインテリジェント化。
クラウドにつなげば、SCADAでエッジコンピューティングを実現できます。
適応システム: 製造機械の組込みHMI、小~中規模監視制御システム - AVEVA InTouch HMI
発売以来、四半世紀以上にわたってグローバルに高い支持を誇るソフトウェア。
直感的な操作性と使いやすさはAVEVA InTouch HMIの変わらぬ価値です。 - AVEVA Development Studio AVEVA Development Studioは、AVEVA 製品を使ってシステム開発を行うためのライセンスです。複数のソフトウェアの開発ライセンスがパッケージされているので、各ソフトウェアごとに開発ライセンスを購入する必要はありません。
- AVEVA Insight
Microsoft Azure環境でHistorianを利用できる年間契約のサービス。
ハードウェアの設置やソフトウェアのインストール/メンテナンスを気にすることなく、常にデータの分析と活用だけに注力できます。