画像処理/センシング技術の展示会「画像センシング展2022」に出展
ディープラーニングを活用した画像処理構築や最新スマートカメラを紹介
- お知らせ
2022年5月31日
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤明、以下キヤノンITS)は、2022年6月8日(水)から6月10日(金)までパシフィコ横浜で開催される「画像センシング展2022」に出展します。
キヤノンITSは、30年以上にわたりカメラ、画像処理ボード、ソフトウェアを組み合わせた画像処理ソリューションをさまざまな製造現場に提供し、お客さまの抱える課題を解決してきました。
このたび、国内外の画像処理・センシング技術が一堂に会する技術展示会「画像センシング展2022」に出展します。キヤノンITSブースでは、Matrox社製のディープラーニング対応の画像処理ソフトウェアを活用した実演や、産業用途で活躍しているハイパースペクトルデータ処理ソフトウェア、最新の産業用スマートカメラの展示を行います。
LuxFlux社製 fluxTrainer
Baumer社製 Baumer LXTシリーズ EFマウント
事前登録制無料セミナー「エンジニアリングDXを支える、新イメージセンシングと処理技術」
会期中、6月8日(水)11時10分~12時00分に、アネックスホール(F202)にて「エンジニアリングDXを支える、新イメージセンシングと処理技術」と題してセミナーを行います。
キヤノンITSが提唱する「エンジニアリングDX」を基軸に、製造の品質生産性の向上、自動化/省力化、働き方改革実現などの価値を創出するDXの導入に向けたセミナーです。最新のセンシング技術、映像処理技術による自動化、AGVなどの移動体やサービスロボットでのビジョン応用など製造ラインからクロスインダストリ領域まで、活用技術と事例を紹介します。
開催日時 | 2022年6月8日(水) 11:10~12:00 |
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会場 | アネックスホール F202 |
講師 | エンジニアリング第二技術本部 認定スペシャリスト 稲山一幸 |
詳細 | https://www.adcom-media.co.jp/seminar/2022SS/session/I-121.html |
画像センシング展2022開催概要
開催日時 | 2022年6月8日(水)~10日(金)10:00~17:00 |
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会場 | パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)展示ホール D No.14 |
統括主催 | アドコム・メディア株式会社 |
入場方法 | 登録制(事前・当日) |
出展製品
1)キヤノンITS社製 AIプラットフォーム「LaiGHT」/ドイツ Baumer社製 AIスマートカメラ
<デモ内容>:人の姿勢推定デモ
NVIDIA Jetsonを搭載したBaumer社の高堅牢産業用AIスマートカメラ・VAXシリーズを用いて、自社製、AIプラットフォーム「LaiGHT」と使い「人の姿勢推定」を実演します。
AIプラットフォーム「LaiGHT」
Baumer社製 Baumer AXシリーズ
2)産業用画像処理ソフトウェア&ライブラリ「MatroxImagingLibrary X」
<デモ内容>豆の分類・格付けデモ
産業用画像処理ソフトウェア&ライブラリ「MatroxImagingLibrary X」のディープラーニングを活用した豆の分類・格付けを実演します。
3)Matrox社 スマートカメラ「MatroxIris GTX」/ソフトウェア「MatroxDesignAssistant X」
<デモ内容>パスタの分類
MatroxIris GTXで撮影した画像を、プログラムレスで素早いロジック開発ができる「MatroxDesignAssistant X」を活用し、パスタの分類をします。
Matrox社製 MatroxIris GTX
Matrox社製 MatroxDesignAssistant X
その他、産業用途でスペクトルイメージング活躍できる、ハイパースペクトルデータ処理ソフトウェア「fluxTrainer」の展示や、Baumer社の堅牢・高速・高解像度産業用カメラで、キヤノン一眼レフ用 EFマウントレンズ対応モデル「Baumer VLXT」シリーズのフォーカス制御デモをご覧いただきます。
<キヤノンITソリューションズの提供するエンジニアリングソリューション>
ものづくり企業としての生い立ちを生かし、長年の研究開発で培った技術を強みに、お客さまのニーズに最適なソリューションをワンストップでご提供しています。業務に役立つ多様な商品群や最新のITスキルを駆使した付加価値サービスとともに、お客さまのビジネスと社会の発展に貢献できるエンジニアリング事業の拡大を推進していきます。
内容は発表時のものです。商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
本件についてのお問い合せ先
- 報道関係者のお問い合わせ先:
企画本部 コミュニケーション推進部 コミュニケーション推進課 03-6701-3603(直通) - 一般の方のお問い合わせ先:
エンジニアリングソリューション企画部 03-6701-3568(直通) - 画像処理ソリューションホームページ:canon-its.co.jp/solution/image/
関連するソリューション・製品
- 画像処理ソリューション
製造業における外観検査や異常検知、食品・ 医薬品・化粧品などにおける異物検査や成分量の測定、物流業における資材配置の点検などの課題に対して、最先端のマシンビジョンシステムを中心にソリューションを提供しています。
画像処理システム構築に必要な産業用カメラ、産業用パソコン、画像入力・処理ボード、ハイパースペクトルデータ処理や画像処理ライブラリ、さらにカメラと処理エンジンが一体化したAIスマートカメラなど、各種素材を取り揃えています。
また、高い精度・高速処理が必要とされる各種検査機器、医療機器・印刷機器などに採用されたこれまでの経験を生かして、お客さまの課題やご要望をもとに最適な画像処理ソリューションをご提供していきます。 - MRソリューション
現実空間に、開発中の新型車や建設予定の建物が、実際に目の前にあるかのように現れます。
キヤノンが開発したMRシステム「MREAL」は、現実映像とC G を違和感なく融合し、自由な視点から体験できる映像技術です。
光学技術と映像技術を結集した「MREAL」により、幅広い分野にソリューションを提供しています。
- MatroxIrisGTX
MatroxIrisGTXは、MatroxImagingの次世代スマートカメラです。 最大16MピクセルのCMOSセンサと第10世代IntelAtomプロセッサーを搭載し、高速・高解像度な撮像と大幅に高い処理能力を提供します。 従来の画像処理に加え、Deep Learningも実行可能です。
フローチャートベースのMatroxDesignAssistantXソフトウェアと組み合わせることで、マシンビジョンアプリケーションをすばやく構築できます。
画像取込、分析、分類、位置決め、測定、文字やコードの読取り、検証、通信、I/O操作、および Webベースのオペレータ 画面等の全てを、このMatroxDesignAssistantXで構築可能です。 - LuxFlux(「fluxTrainer」「fluxEngine」) ハイパースペクトルイメージング(HSI)技術を中心としたデータ処理を行う汎用的な産業用ソフトウェアです。機械学習による解析・測定モデル開発ができ、製造ラインにおいて対象物の可視化、分類、測定が可能です。
- スマートカメラ・画像センサ
- MREAL Display 1997年から開発がスタートし、これまでの様々なユーザーニーズの変化に応えて改良され、用途に合わせた2つの機種をご用意しています。
- MREAL Platform MREAL Platformは、MREAL対応表示アプリケーションとMREAL Display、その他デバイスを接続するMREALの基盤となる専用ソフトウェアです。位置合わせに必要な位置姿勢情報、センサシステムとの連携、カラーマスキングなど、システムの各種設定を行います。
- MREAL表示アプリケーション MREALの表示には現実空間にCGを表示するためのMREAL対応アプリケーションソフトウェアが必要です。キヤノン製のMREAL専用アプリケーションに加え、各種3D-CADや3Dソフトウェアに対応可能なアプリケーションラインナップをそろえております。
- MREAL Visualizer MREAL Visualizerは現実映像に3D-CGを表示する専用ソフトウェアです。MREAL Display装着者の位置姿勢計測情報を元に、現実映像に3D-CGを合成します。
- MR Plug-in for Unity
◆MRコンテンツ制作の作業効率を大幅に向上
多くの開発者に利用されているゲームエンジン「Unity」。
既存プロジェクトにインポートするだけで、Unityで制作した高精細3Dグラフィックスを手軽にMREAL用コンテンツに変換できます。
◆MREALの基本ソフトウェア「MREALプラットフォーム」の主要機能に準拠
自身の手を仮想画像上に重ねるハンドマスク機能、透明モデルを設定することで現実物体と仮想物体の位置関係を正しく重ね合わせるオブジェクトマスキング機能など、MREALならではの機能を標準的に活用できます。 - XVL Studio Pro for MREAL
XVL対応ハイエンド3Dビューワ「XVL Studio Pro」のMREAL向け専用ソフトウェアです。
「XVL Studio Pro」が搭載する多彩な機能(工程機能・干渉チェックなど)で表示したデータをMREALで確認できるようになります。
仮想空間においてより現実的に、車、建設機械、造船等の大規模製品や製造設備のデザインレビュー、デジタルモックアップさらに作業環境の検証やメンテナンス作業の体験等が行え、製造業はもとより、建築、建設土木分野まで幅広い分野での活用が可能となります。
・実際の組立工程順と連動したバーチャル工程検討
・作業者の部品組み付け時に、動的な干渉チェックを仮想空間で実現
・3Dモデルへ検証結果を直接記録
■販売元: キヤノンITソリューションズ株式会社
■開発元: ラティス・テクノロジー株式会社 - XVL Studio Hybrid for MREAL
点群データをそのままXVLとして取り込み活用可能な「XVL Studio Hybrid」のMREAL向け専用ソフトウェアです。点群を含む大容量の3Dモデルの検証がMR空間で行うことができます。
■販売元: キヤノンITソリューションズ株式会社
■開発元: ラティス・テクノロジー株式会社 - 人物合成映像システム