建設業のDX技術が一堂に出展する「第1回 建設DX展」に出展
キヤノンの光学技術を駆使したMRシステム「MREAL」を紹介
- お知らせ
2021年11月26日
キヤノンITソリューションズ株式会社
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、2021年12月6日(月)から8日(水)まで東京ビッグサイトで開催される「第1回建設DX展」に出展します。会場ではハードウェアやソフトウェアの技術紹介に加えて、2021年2月より販売を開始したMR (Mixed Reality:複合現実)システム「MREAL(エムリアル)」シリーズの最小・最軽量モデル「MREAL S1」を用いた検証デモをご体感いただけます。
キヤノンが提案する「MREAL」は、光学技術と映像技術を結集し、仮想のCGと現実空間とを違和感なく融合し、自由な視点から体験できる映像技術です。今回の「第1回建設DX展」では、「キヤノンの軽量HMDでものづくりに新たな価値を」をテーマに、さまざまな業種における課題を解決するMREALのソリューション紹介と体験デモ(要予約)を行います。
開催概要
開催日時 | 2021年12月6日(月)~8日(水)10:00~18:00 ※最終日のみ17:00まで |
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会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3丁目11-1 ブースNo.5-55) |
主催 | RX Japan株式会社 |
入場方法 | 事前登録制 |
入場料 | 招待券をお持ちの場合は無料です。 ※招待券をお持ちでない場合は入場料5,000円/人が必要です。 |
出展内容
MRシステム「MREAL」
キヤノンが長年実用化に取り組んできたMRシステム「MREAL」は、光学技術と映像技術を結集し、仮想のCGと現実空間とを違和感なく融合した、自由な視点から体験できる映像技術です。MREAL Display、MREAL対応表示アプリケーション、その他デバイスを接続する基盤ソフトウェア「MREAL Platform」で構成しています。
MREALシリーズの最小・最軽量モデル「MREAL S1」
「MREAL S1」(2021年2月発売)は「いつでも、どこでも、どなたでも」ご利用いただけることをめざした「MREALシリーズ」初のエントリーモデルです。快適な使用を実現する小型・軽量化と装着性の向上に加えて、ポータビリティーの向上により多様なビジネスの現場での利用が可能です。
今回の建設DX展では、以下のデモをご体感いただけます。
東急建設のデジタルツイン活用(MR活用事例)デモ:BIMデータと実風景との融合体験
BIMデータの3Dオブジェクトを現実空間に重畳し確認したいポイントを自由位置から検証します。
- 1)1/20スケールの立体表示で、MREAL体験
- 2)手持ちオブジェクトへのBIMデータ重畳で活用提案
- 3)施工予定地に原寸大で表示。顧客コミュニケーションの向上提案
建物:PMO渋谷【事業主:野村不動産株式会社様】
設計・施工:東急建設株式会社様
データ提供:東急建設株式会社様
気流解析結果確認デモ:実空間内で気流を視覚化できる、MR体験
換気用機器の気流解析データを実空間に重畳して可視化し、直感的な理解を促す事で試行錯誤の時間を削減・適切な設置位置が検証可能なことをご体感ください。
体験デモのご予約について
体験デモは事前予約制です。以下のURLからご予約ください。
(当日のご予約も可能です)
https://reg.canon-its.co.jp/public/seminar/view/13758
皆さまのご来場をお待ちしています
※ブースでは、お客さまおよび運営スタッフの健康と安全確保のため、運営スタッフもマスクまたはフェイ スシールドを着用します。また、手指消毒の実施や体験機器の消毒徹底による感染予防に努めます
スペシャルサイト公開について
MREALシリーズの最小・最軽量モデル「MREAL S1」の登場により、お客さまの課題解決に貢献できるシーンが大きく拡がりました。「MREAL」を用いた課題解決について、利用シーンの実例を大幅に増やし、スペシャルサイトをリニューアルしました。ぜひご覧ください。
URL:https://www.canon-its.co.jp/files/user/solution/mr/lp/
「建設DX展」概要
「建設DX展」は建設業のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術が一堂に出展する総合展です。
<キヤノンITソリューションズの提供するエンジニアリングソリューション>
ものづくり企業としての生い立ちを生かし、長年の研究開発で培った先端技術を強みに、お客さまのニーズに最適なソリューションをワンストップでご提供しています。業務に役立つ多様な商品群や最新のITスキルを駆使した付加価値サービスとともに、お客さまのビジネスと社会の発展に貢献できるエンジニアリング事業の拡大を推進していきます。
内容は発表時のものです。商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
本件についてのお問い合せ先
- 報道関係者のお問い合わせ先:
企画本部 コミュニケーション推進部 コミュニケーション推進課 03-6701-3603(直通) - 一般の方のお問い合わせ先:
エンジニアリングソリューション事業部 企画部 03-6701-3568(直通) - 画像処理ソリューションホームページ:canon-its.co.jp/solution/image/
- MRソリューション:canon-its.co.jp/solution/mr/
関連するソリューション・製品
- MRソリューション
現実空間に、開発中の新型車や建設予定の建物が、実際に目の前にあるかのように現れます。
キヤノンが開発したMRシステム「MREAL」は、現実映像とCGを違和感なく融合し、自由な視点から体験できる映像技術です。
光学技術と映像技術を結集した「MREAL」により、幅広い分野にソリューションを提供しています。
- MREAL Display 1997年から開発がスタートし、これまでの様々なユーザーニーズの変化に応えて改良され、用途に合わせた2つの機種をご用意しています。
- MREAL Platform MREAL Platformは、MREAL対応表示アプリケーションとMREAL Display、その他デバイスを接続するMREALの基盤となる専用ソフトウェアです。位置合わせに必要な位置姿勢情報、センサシステムとの連携、カラーマスキングなど、システムの各種設定を行います。
- MREAL専用アプリケーション MREALの表示には現実空間にCGを表示するためのMREAL対応アプリケーションソフトウェアが必要です。キヤノン製のMREAL専用アプリケーションに加え、各種3D-CADや3Dソフトウェアに対応可能なアプリケーションラインナップをそろえております。
- MREAL Visualizer MREAL Visualizerは現実映像に3D-CGを表示する専用ソフトウェアです。MREAL Display装着者の位置姿勢計測情報を元に、現実映像に3D-CGを合成します。
- MR Plug-in for Unity
◆MRコンテンツ制作の作業効率を大幅に向上
多くの開発者に利用されているゲームエンジン「Unity」。
既存プロジェクトにインポートするだけで、Unityで制作した高精細3Dグラフィックスを手軽にMREAL用コンテンツに変換できます。
◆MREALの基本ソフトウェア「MREALプラットフォーム」の主要機能に準拠
自身の手を仮想画像上に重ねるハンドマスク機能、透明モデルを設定することで現実物体と仮想物体の位置関係を正しく重ね合わせるオブジェクトマスキング機能など、MREALならではの機能を標準的に活用できます。 - XVL Studio Pro for MREAL
XVL対応ハイエンド3Dビューワ「XVL Studio Pro」のMREAL向け専用ソフトウェアです。
「XVL Studio Pro」が搭載する多彩な機能(工程機能・干渉チェックなど)で表示したデータをMREALで確認できるようになります。
仮想空間においてより現実的に、車、建設機械、造船等の大規模製品や製造設備のデザインレビュー、デジタルモックアップさらに作業環境の検証やメンテナンス作業の体験等が行え、製造業はもとより、建築、建設土木分野まで幅広い分野での活用が可能となります。
・実際の組立工程順と連動したバーチャル工程検討
・作業者の部品組み付け時に、動的な干渉チェックを仮想空間で実現
・3Dモデルへ検証結果を直接記録
■販売元: キヤノンITソリューションズ株式会社
■開発元: ラティス・テクノロジー株式会社 - XVL Studio Hybrid for MREAL
点群データをそのままXVLとして取り込み活用可能な「XVL Studio Hybrid」のMREAL向け専用ソフトウェアです。点群を含む大容量の3Dモデルの検証がMR空間で行うことができます。
■販売元: キヤノンITソリューションズ株式会社
■開発元: ラティス・テクノロジー株式会社 - 人物合成映像システム