ホーム > 会社情報 > STIC×DREAM > Vol.06 > Pickup Solution

経営基盤ソリューション "SuperStream-NX"

  • Pickup Solution

ニューノーマル時代に求められる
バックオフィスのDXと生産性向上を加速

長年にわたり「SuperStream-NX」は国産ERPのリーダーとしての存在感を示してきました。現在では累計導入社数9700社を超え、1万社突破も間近です。その強みは使い勝手への徹底したこだわり。近年はクラウド対応、グローバル対応などにも注力してきました。2020年にはAI-OCRモジュールをリリースし、その進化を加速させています。

特長

洗練されたデザインと直感的な操作性
ユーザーが簡単に扱えるUI/UXでバックオフィス業務の効率アップを支える
国産製品ならではのきめ細かさ
日本企業が必要とする機能、日本人にとっての使いやすさを徹底追求
クラウド対応とグローバル対応
ユーザー企業のクラウドシフト、海外展開に対応してさまざまな機能を拡充

使い勝手に徹底的にこだわり日本のERP市場をリード

角田 聡志、山田 誠

(写真右)
スーパーストリーム株式会社
代表取締役社長
角田 聡志
Satoshi Tsunoda

(写真左)
スーパーストリーム株式会社
取締役 企画開発本部長
山田 誠
Makoto Yamada

「SuperStream(スーパーストリーム)」は1995年の販売開始以来、日本のERP市場をリードしてきました。現在の「SuperStream-NX」には会計と人事給与という、大きく2つのソリューションがあります。

SuperStream-NXを開発、販売しているのがスーパーストリーム。同社はキヤノンITソリューションズのグループ企業として、ユニークな存在感を放っています。スーパーストリーム社長の角田聡志はそのミッションをこう説明します。

「当社はグループ内において、自社製品を中心とするソリューション分野を担っています。会計と人事給与の分野、お金と人を管理するシステムを通じて、お客さまのビジネスにより一層貢献することを目指しています」

SuperStream-NXの主たる対象は中堅から準大手クラスの企業です。会計・人事給与ソリューションは累計導入9700社を超え、多くの企業で活用されています。四半世紀を超える歴史の中で、SuperStream-NXは常に技術や環境の変化を捉え進化を続けてきました。

「Windows 95が登場した年にクライアント/サーバー型のアーキテクチャを持つ製品として登場し、その後はいち早くWebアーキテクチャを採用しました。最近は、クラウドへの対応にも注力しています」と語るのは、スーパーストリーム取締役の山田誠です。

約1万社という多数のお客さまから選ばれるSuperStream-NX、その最大の強みは使い勝手です。

「国産ソフトウェアとして日本企業、日本人が使いやすい製品づくりを徹底しています」という角田の話を引き取って、山田はこう続けます。

「経理・人事部門の方がストレスなく扱えることが重要。SuperStream-NXは電卓をたたくような感覚、リズミカルな入力ができるようこだわっています。出力においても同様で、柔軟なレポーティングなどもお客さまから高く評価されています」

直近では6割がクラウドグローバル対応機能も拡充

SuperStream-NXはオンプレミスとクラウド、いずれの環境でも導入することができます。直近の1年間では6対4でクラウドを選ぶ企業が多い一方、累計では約8割がオンプレミス環境で活用されています。今後は、さらにクラウドの割合が高まっていくと考えられます。

「以前はクラウドへの抵抗感がありましたが、今ではほぼなくなりました。また、クラウドのメリットに注目する企業も多く、例えば、月末や期末などに会計処理や給与計算の業務量が急増することがありますが、クラウドならリソースを柔軟に増減することができます」(山田)

オンプレミス環境ではハードウェアの能力不足でレスポンスが遅くなることもありますが、クラウドの場合には簡単にリソースを追加することができます。結果として、業務効率を高めることができます。

また、顧客企業の海外展開に伴走する形で、SuperStream-NXは多言語・多通貨・多制度対応にも力を注いできました。日本語以外では、英・中(繁体・簡体)・タイ語に対応。税制面では日本、シンガポール、マレーシア、タイをカバーしており、2021年度中にベトナム政府が指定する帳票・データフォーマットへの対応も行う予定です。

SuperStream製品ラインアップ 充実した20以上の会計・人事システム

SuperStream製品ラインアップ
充実した20以上の会計・人事システム

画像を拡大する

深層学習で業務を効率化するAI-OCRモジュールを提供

近年、多くの企業がDXへの取り組みを加速しています。顧客接点を担うフロントオフィスに注目が集まりがちですが、バックオフィスのDXも重要。特に、人材不足や働き方改革などの課題を抱えている企業にとって、間接部門の生産性向上は切実なテーマです。

スーパーストリームがニューノーマルの時代に掲げるキーワードは、「BX(Back-Office Digital Transformation)」。BXを支える機能拡張を進めているところですが、その代表的なものがAI-OCRでしょう。「SuperStream-NX AI-OCR(請求書)」は2020年8月にリリースされました。

「紙の請求書をスキャンしてテキスト化するだけの単純な機能ではありません。例えば、請求書に書いてある日付です。どれが請求日で、どれが支払日かをディープラーニングで判別。金額についても、本体価格と消費税などを判定します。OCRでは会社のロゴやハンコのかすれなどで社名や住所などが読めないケースがよくありますが、このAI-OCR機能は電話番号から逆引きして社名などを特定します」(山田)

AI-OCRモジュールの開発に際しては、さまざまな企業の協力を得て膨大な数の請求書を読み込み教師データを作成。さらに、ノイズ除去などの地道な操作を繰り返しながら完成度を高めました。自動車内外装部品メーカーのクミ化成(本社・東京)をはじめ、導入実績も増えつつあります。

AI-OCRのほかにも、BXのための機能やサービスを準備中です。

「主要なテーマは製品力のさらなる向上です。そのためには機能面はもちろん、SuperStream-NXの強みである操作性をさらに高めていく必要もあるでしょう。今後は、会計と人事給与の周辺エリアにもチャレンジしていきたいと考えています」と、角田は今後の展望を語ります。また、山田はこんな思いを吐露します。

「コロナ禍でテレワークに移行する企業が増えましたが、全社的に出社が制限されている中でも、業務上やむを得ずオフィスに出向いた会計・人事の担当者は少なくないでしょう。私たちはERPベンダーとして、こうした状況を変える責任があると思っています」

SuperStream-NXは次期バージョンで「脱はんこ」をサポートする機能を追加する予定。テレワークを容易にし、BX推進につながる機能です。これもまた、日本を代表するERPとしての責任の果たし方といえるでしょう。

SuperStream-NXの詳細はこちら

※ 記事中のデータ、人物の所属・役職などは、記事掲載当時のものです。

ホーム > 会社情報 > STIC×DREAM > Vol.06 > Pickup Solution