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キヤノンITソリューションズのサステナビリティ戦略とSDGs

  • サステナビリティレポート

キヤノンITソリューションズは、持続可能な社会の実現に貢献するために経営計画と連動したサステナビリティ戦略を策定しました。私たちは社会からの要請・期待に真摯に向き合い、ICTを通じて社会へ価値提供を行うことによりSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みを進めてまいります。

2021年、私たちは、さまざまな社会課題や環境変化に直面しています。

労働人口の減少などの社会課題、また、AI・IoT・5Gに代表される新しい技術への取り組み、そしてSDGsへの貢献。これら激しいスピードで変化する社会への対応が、今、問われているのです。

その問いに答えるため、2025年を見据えたビジョン「VISION2025」を策定し、お客さまとの共創をさらに進めるために私たちがどう変わるか、2025年のありたい姿や事業モデルを明確にし、グループの事業活動における羅針盤としての役割を持たせました。

先進ICTと元気な社員で未来を拓く“共想共創カンパニー”

このメッセージは、VISION2025のありたい姿を端的に表したものです。「共想」は、お客さま、パートナーそして自社の未来を共に想うことを意識しました。「共創」では、お互いの強みを生かし、みんなの力を合わせて新しいサービスやビジネスを創りたい、そんな想いが込められています。

共想共創カンパニーでは、エンゲージメント経営により経営基盤を強化しながら「お客さまの想い」を起点に3つの事業モデルを展開します。こうしたビジョンや事業モデルを基に、企業活動による社会課題の解決を目的とした「サステナビリティ戦略」を策定しました。

当社のようなIT企業は、SDGsへの取り組みが見えにくいと思われがちですが、実は、私たちが提供したシステムがお客さまのSDGsへの取り組みを後押ししている例は少なくありません。例えば当社が物流分野に提供している『RouteCreator』というシステムは、流通の効率化を通してCO2の削減に貢献しています。また食品製造業に提供している基幹業務システム『AvantStage』は、需要予測を通して食品ロスの削減につながっています。

このように私たちが提供できる技術や価値をもって、社会にどのような変革や貢献をもたらすことができるか、未来を担う子供たちにいかに良い環境を残すことができるかを、8つのサステナビリティ戦略に練り上げ、事例の展開を図っています。

サステナビリティを意識した経営を行っていく事を当然の責務として、SDGsを深く理解し、事業との関わりを真剣に考えなくてはなりません。受け身ではなく「気付き」によって能動的に考え、行動する。お客さまの立場に立って「困り事」を自ら見つけ、専門の技術と知見、付加価値によって解決する。子供たちの発信を待つのではなく、大人である私たちが率先して問題の芽を摘み取る。こうして考えると、まだまださまざまな場面でSDGsに貢献できることに気付きます。

キヤノンITソリューションズは、「共生」を揺るぎない企業理念として掲げるキヤノングループの一員です。まさにSDGsが目指す「共生」をどのように実現させていくかを、これからもお客さま、社会、そして社員全員で真摯に考え、取り組んでまいります。

8つのサステナビリティ戦略と関連するSDGs

Sustainability Report 2020

キヤノンITソリューションズのサステナビリティ戦略については、こちらのレポートにて詳細をご覧いただけます。

Sustainability Report 2020
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