FAXサーバー ライトニングFAX
電話回線のIP網移行を控えた今がその時!FAX環境刷新で業務効率&利便性向上を
いよいよ2021年1月から電話回線のIP網移行がスタートします。これにともない、INS回線サービスが2024年初頭をもって終了するとのアナウンスを受け、INS64やINS1500などでのFAXを業務利用する企業の間で「なにか対応が必要なのか」不安の声が挙がっているようです。結論からいうと、最も普及しているG3規格FAXについては、これまでどおり利用し続けることができます。
ただ、IP化の恩恵を最大限に享受して競争力強化を目指すなら、この機会に思い切ってFAX環境を刷新するという選択肢も。そこで今回は、クラウドFAX連携を実現した最新FAXソリューションをご紹介します。
電話回線IP網移行でもFAXの継続利用は支障なし
NTT東西は「2025年までに公衆電話回線網を完全にIP網へ移行する」ことを発表していますが、2024年初頭で終了するのはデータ系サービスの「INSネット ディジタル通信モード」で、音声系サービスの「INSネット 通話モード」は、IP網へ完全移行後も利用し続けることができます。既存のFAX環境について、機器を入れ替えたり、設定を変更したり…といったことも特に必要ありません。ただし、光回線(IP電話サービス)を利用する場合、スーパーG3(アナログ電話回線用)/G4(ISDN回線用)規格には非対応です。
IP網へ移行後もFAX環境はそのままでOK…だからと言って何もしないのも考え物です。いまだに紙ベースでFAX業務を管理していて下図のような課題を抱える企業の場合、この機会にFAX環境を刷新することで、これらの課題を解決できる可能性があります。
ポイントは“システム連携”と“クラウドFAX活用”
FAX環境の刷新で業務の効率化を目指す上でのポイントを次にまとめます。
ポイント1:バックエンドシステム連携
ポイント2:クラウド型FAXサービスの活用
最新クラウド対応ソリューションなら…コレで決まり!
前段の2つのポイントを押さえて紙ベースのFAX業務からの脱却を目指す企業におススメなのが、国内出荷実績1700サーバー以上を誇る、キヤノンITソリューションズ株式会社のFAXサーバーシステム「ライトニングFAX」です。
2018年7月、同製品にクラウド型FAXサービス「Fax2Mail(オープンテキスト社)」との連携を実現するクラウドFAXオプションが追加されました。これにより、バックエンドシステム連携によるペーパーレス化やFAX関連業務の効率化だけでなく、FAX環境のクラウド化による回線確保のコスト/工数負担の軽減も可能になりました。
<FAX回線を持たずにFAX送受信ができる!?「Fax2Mail」>
eメール/APIを利用して自席のPCからFAXを送受信できるクラウド型のインターネットFAXサービス、それが「Fax2Mail」です。グローバルで年間20憶枚超のFax送受信処理実績を誇り、送受信ともに豊富なAPIを提供。「ライトニングFAX」連携ではSOAPを利用してFAX送受信を行います。
連携ソリューション・活用シナリオ
最後に、ライトニングFAX×Fax2Mail連携ソリューションのメリットが活きるシナリオを2つご紹介します。
活用シナリオ1:クラウドFAXへの全面移行によるデスクトップFAX
FAX専用の回線や機器を廃止して、クラウドFAXに全面移行。FAX文書をライトニングFAXの専用画面(FAXエクスプローラー)で一元管理することで、大量のメールに紛れることなく運用管理できるようになります。
活用シナリオ2:クラウドFAX追加でFAX回線を冗長化
オンプレFAX環境のバックアップとしてクラウドFAXを追加導入することで、高コストのFAX用回線や機器を新たに調達することなく、FAX回線の冗長化が可能です。FAX機器などトラブルが発生した際にクラウドFAに切り替えて送受信を継続しビジネスへの影響を最少化します。