更新日:2015/11/30

  • このFAQは、ライトニングFAXのVer5.5-47以降を対象とします。
  • APIモジュール、電子メールゲートウェイ、セキュリティオプションなどのオプションも対象とします。

機能編

Q 1. ライトニングFAXで送信時エラーになった場合、エラーの詳細はどこで確認可能ですか?開く

FAXエクスプローラから以下の手順にて確認可能です。

 1.FAXアイテムを右クリックし、「詳細表示」を選択します。
 2.「一般」タブを選択することで、エラーコードが表示されます。
 3.「詳細」ボタンをクリックすることで、エラーの原因が表示されます。

Q 2. 再送信回数を変更する方法を教えてください。開く

「FAXエクスプローラのユーザ編集」-「FAX設定」で設定します。
ユーザ単位、リソース単位での設定が可能です。デフォルトは3回です。

ただし、APIモジュールを使用する場合、APIコマンドの「@RETRIES」の設定が有効となります。デフォルトは5回です。

また、簡易FAX配信ツールを使用する場合、構成定義ファイル「LFToolMain.ini」のセクション名[API_COMMAND]のキー名「RETRIES」の設定が有効となります。デフォルトは0回です。

Q 3. 再送信間隔を変更する方法を教えてください。開く

「FAXエクスプローラのリソース編集」で設定します。
リソース単位での設定が可能です。デフォルトは5分間隔です。

※「再送信間隔」が経過すると、ステータスが「送信準備完了」に変わり、その後「送信中」となり、自動再送信されます。

Q 4. 現在のFAX送信が何回目のリトライ処理かを確認することは可能ですか?開く

確認することはできません。
なお、リトライ処理の残り回数であれば以下の手順で確認できます。

 1. FAXアイテムを右クリックし「詳細表示」を選択します。
 2. 「情報」タブの「再送信回数」に残り回数が表示されます。

Q 5. FAX送信でエラーが発生したとき、リトライ処理はどのような動作になりますか?開く

送信エラーが発生すると、「再送信間隔」の時間経過後に同一リソース内の空き回線を使用して1ページ目から再送信します。ただし「優先度」や「再送信間隔」の設定値により、FAXアイテムを登録した順番どおりに送信されないことがあります。

再送信回数に達しても正常終了しなかった場合、ステータスは送信失敗となり、FAXエクスプローラには最後の送信で失敗した際のエラ―コードが表示されます。
なお、リトライ対象となるエラーコードについては、ライトニングFAXのマスタ媒体のTool\ErrorCodeフォルダにある「retryerr.pdf」を参照してください。Ver5.5-58~Ver5.5-68はdisc1に上述のフォルダがあります。

Q 6. FAX送信が失敗した場合に送信済ページ数を確認可能ですか?また、APIフィードバックでその値を取得可能ですか?開く

複数ページのFAXを送信して途中でエラーが発生した場合、どこまで送信が完了しているか、FAXエクスプローラの「送信完了枚数」にて送信済ページ数を確認可能です。
APIフィードバックの「CompletedSize」で、その値を取得可能です。

Q 7. FAX送信、またはFAX受信が失敗したことをメールで通知する方法はありますか?開く

電子メールゲートウェイを導入すればメールで通知できます。

メール以外であれば、以下の方法で通知できます。
 ・印刷オプション
  詳細情報およびメッセージを自動印刷します。
 ・通知オプション
  通知メッセージをポップアップで表示します。
上記は、「FAXエクスプローラのユーザ編集」-「ユーザ設定」タブで設定します。

Q 8. 受信したFAXを自動で振り分けたいのですが、どのような方法がありますか?開く

ライトニングFAXの自動ルーティング機能を使用する方法があります。
 ・DTMFルーティング
 ・CSIDルーティング ※2 ※3
 ・ダイヤルインルーティング ※1 ※3
 ・ナンバーディスプレイルーティング ※1 ※2 ※3
 ※1 別途回線の契約が必要です。
 ※2 Ver5.5-65以降では、ライトニングFAXの電話帳を使用したルーティングができます。
 ※3 Ver5.5-65以降では、ルーティングの優先順位を指定できます。

Q 9. 回線毎に自動印刷するプリンタを分けることは可能ですか?開く

可能です。
回線毎に自動印刷プリンタを設定するには、それぞれの回線に対し、リソースを割り当てます。
例えばアナログ4回線の場合、リソース1からリソース4までに、回線1~4を割り当てます。
出力先プリンタは、ユーザ編集にて、リソース単位で設定してください。
設定数は最大15です。

Q 10. 自動印刷の出力先プリンタの変更方法を教えてください。開く

○プリンタ名を変更する場合
 レジストリに指定しているプリンタ名を変更してください。

○登録されているプリンタに変更する場合
 該当ユーザの「FAXエクスプローラのユーザ編集」-「転送」タブのプリンタIDを、使用するプリンタのプリンタIDに変更してください。

○プリンタを新規に追加する場合
 レジストリにプリンタ名を指定してください。また、該当ユーザの「FAXエクスプローラのユーザ編集」-「転送」タブのプリンタIDを、追加したプリンタのプリンタIDに変更してください。

設定の詳細については、『ユーザーズマニュアル アドミニストレータ編』を参照してください。

Q 11. 自動印刷の際に用紙サイズを変更することは可能ですか?開く

レジストリに以下を設定することで可能です。

Ver5.5-62以前の場合
○32ビットOS
 HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Interstar Technologies\Lightning FAX - SERVER\Server\Printers
○64ビットOS
 HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\Interstar Technologies\Lightning FAX - SERVER\Server\Printers

Ver5.5-63以降の場合
 HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Interstar Technologies\Lightning FAX - SERVER\Server\Printers

"PxPaperSize" = ***

・***の部分にDefaultを設定すると、該当のプリンタドライバのプロパティに設定されている用紙サイズが使用されます。
・***の部分にAutoを設定すると、ライトニングFAXサーバが自動的に用紙サイズを選択します。
・A4のイメージをA3で出力する場合、Defaultを指定して、プリンタドライバのプロパティでA3を指定することで可能です。

Q 12. 受信イメージをPDFファイルで保存することは可能ですか?開く

Ver5.5-54以降では、「受信FAXイメージ自動格納機能」で受信ファイルの拡張子にPDFを指定することでPDFファイルで保存することができます。
詳細については、『ユーザーズマニュアル アドミニストレータ編』を参照してください。

Q 13. 受信FAXイメージ自動格納機能を使用した場合に自動的に作成・格納されるTIFFファイル名はどのようになりますか?開く

受信したFAXの形式とTIFFファイル名は、以下のようになります。
マルチページTIFF形式 - FAX番号_格納時間.TIF
シングルページTIFF形式 - FAX番号_格納時間.N
※FAX番号はCSIDにすることも可能です。
※シングルページTIFF形式の場合、Nは数字の連番、全1ページであれば拡張子はTIFとなります。

Q 14. FAXヘッダの部分に動的に任意の文字列を挿入することは可能ですか?開く

可能です。
「FAXエクスプローラのリソース編集」、または「FAXエクスプローラのユーザ編集」のFAXヘッダで件名や会社名などを設定します。

Q 15. 送信イメージのFAXヘッダを出力しないようにすることは可能ですか?開く

可能です。
「FAXエクスプローラのリソース編集」で、「FAXヘッダ」ボタンをクリックし、「FAXヘッダを使用しない」を項目追加してください。
なお、「FAXエクスプローラのユーザ編集」で、FAXヘッダを設定している場合、この設定が優先されます。

Q 16. ライトニングFAXではTSID(送信端末識別)情報を持っていますか?開く

ライトニングFAXでは、リソース編集またはユーザ編集のCSIDをTSIDとして扱います。

 ※TSID(Transmitting Subscriber Identification:送信端末識別)
  CSID(Called Subscriber Identification:被呼端末識別)

Q 17. ライトニングFAXでG4TIFFフォーマットのイメージ を送信可能ですか?開く

G4の圧縮形式の場合は、ライトニングFAXから送信できません。
G4圧縮形式のTIFFを表示可能なアプリケーションからライトニングFAXのプリンタドライバで印刷し、G3圧縮形式のTIFFに変換してから、そのファイルをライトニングFAXで送信してください。

Q 18. FAXエクスプローラで相手先のFAX番号を確認することは可能ですか?開く

下記の手順にて可能です。

ライトニングFAXが発信の場合
 ・「詳細表示」-「情報」タブ-「FAX番号」を確認してください。

ライトニングFAXが着信の場合
 ・「詳細表示」-「情報」タブ-「転送情報」を確認してください。
 ・「Lightning FAX モニタ - 設定」の「サーバー」タブより、「自動ルーティング」の設定をナンバーディスプレイに設定してください。
 ・FAX受信側でナンバーディスプレイ契約をしていること、FAX送信側が電話番号を通知していることが条件となります。

Q 19. FAXエクスプローラ上で受信したFAXの送信者情報を表示することは可能ですか?開く

会社名自動設定機能にて、発信者番号通知に紐付いた会社名を表示することが可能です。
手順については、ライトニングFAXの『ユーザーズマニュアル アドミニストレータ編』を参照ください。

Q 20. 同報FAX送信後、どの宛先に送信したのか確認する方法を教えてください。開く

同報FAX送信後どの宛先に送信したのかは、FAXエクスプローラ上の同報FAXの紙が重なったようなアイテムをダブルクリック、もしくは右クリックで「展開」を選択すると表示される「個々の宛先への送信状況」にて確認可能です。

Q 21. ライトニングFAXから同一番号へ同時に送信させないようにすることは可能ですか?開く

リソース単位で可能です。
「FAXエクスプローラのリソース編集」で「同一番号への送信の際に異なる回線からの送信を行わない。」にチェックを付けます。 デフォルト設定では、チェックが付いています。

Q 22. 全体のFAX送受信の状況をユーザで参照できるようにすることは可能ですか?開く

該当のユーザに対してパワーユーザ権限を与えることで可能です。
Ver5.5-60までは、「FAXエクスプローラのユーザ編集」の「セキュリティ」タブで、画面中央右の「すべてのリソース」内の「パワーユーザ権限(FAX参照)」にチェックを入れます。Ver5.5-61以降では、「FAXエクスプローラのユーザ編集」の「セキュリティ」タブで、画面上部左の「アクセス権限」内の「パワーユーザ権限(FAX参照)」を選択し、画面上部右のすべてのリソースにチェックを入れます。
これで該当のユーザがログインすれば、全てのFAXアイテムを表示することができます。

Q 23. FAXエクスプローラ上のユーザ名を変更することは可能ですか?開く

FAXエクスプローラ上のユーザ名を変更することはできません。
ユーザを新規に作成してください。
FAXアイテムの移動は、転送、またはコピーを行ってください。
ただし、送信アイテムは移動できません。また、コピーすると受信アイテムになります。

Q 24. FAXエクスプローラのユーザ編集-ユーザ設定の「メッセージ印刷」と「詳細印刷」の違いは何ですか?開く

メッセージ印刷ではFAXのイメージが、詳細印刷ではFAXのFAX通信ログが印刷されます。

Q 25. 保存オプションを設定した場合、どのような動作になりますか?開く

保存オプションを設定すると、設定したユーザがもつFAXを削除しても一旦保存済フォルダに入ります。
保存済フォルダのFAXを削除するとハードディスク上から削除されます。

Q 26. ライトニングFAXの電話帳をインポート/エクスポートすることは可能ですか?開く

どちらも可能です。
それぞれ、CSVファイルからのインポート、CSVファイルへのエクスポートとなります。

 ※エクスポートはVer5.5-54からサポートした機能です。Ver5.5-53以前のリビジョンではエクスポートできません。

Q 27. パブリック電話帳を使用する上で注意すべきことはありますか?開く

パブリック電話帳を使用する場合、電話帳ファイルをFAXサーバ側でWindowsのフォルダとして共有し、クライアント側からアクセス可能な状態にしてください。

Q 28. 回線異常が発生している可能性があることを検知してアラームを発生させることは可能ですか?開く

アラームを発生させることはできません。
ただし、Ver5.5-51以降では以下の機能が追加されています。

CT Network BOX:回線状態とLFdriverのエラーをイベントログに通知する機能

マルチメディアボックス:回線状態をイベントログに通知する機能

Dialogic社製のFAXボードTR1034:回線状態をイベントログに通知する機能

アバール長崎社製ボード:LFdriverのエラーをシステムのイベントログに通知する機能

なお、状態によっては検知できない場合があります。
通知する情報については、ライトニングFAXの『ユーザーズマニュアル アドミニストレータ編』を参照ください。

Q 29. 電話回線の障害時にライトニングFAXで自動認識し、該当回線を使用不可とすることは可能ですか?開く

ライトニングFAXでは、電話回線の障害を自動で認識することはできません。
手動の場合、「使用していないリソースの割り当て」または「回線モードの変更」により、回線を使用しないようにすることが可能です。

Q 30. セキュリティオプションを導入して、 誤送信を防止することは可能ですか?開く

セキュリティオプションでは、以下の機能により、誤送信を防ぐことができます。
 ・事前に登録された送信先のみに送信する機能
 ・実際に送信する前に承認を行う機能
 ・承認時にFAX番号を照合する機能(Ver5.5-54以降)

Q 31. FAX送受信中にLFdriverサービスを停止するとどうなりますか?開く

送信中/受信中のFAXの終了を待ってサービスを停止します。
新たなFAX送信、FAX受信はおこなわれません。

Q 32. FAX送受信中にOS再起動、またはシャットダウンするとどうなりますか?開く

OSシャットダウンによるLFdriverサービスの停止では、送信中/受信中のFAXの情報がロストする可能性があります。
必ず、OSをシャットダウンする前に、LFdriverサービスを停止してください。

Q 33. サーバのIPアドレスを変更する場合、ライトニングFAXの設定変更は必要ですか?開く

必要です。
サーバのIPアドレスが変更になる場合、ライトニングFAXでは、iniファイルとレジストリを変更する必要があります。
ライトニングFAXのマスタ媒体のToolフォルダにある「IPAddressChanger.exe」というツールで、IPアドレスを一括変更してください。Ver5.5-58~Ver5.5-68はdisc1に上述のフォルダがあります。

Q 34. 夜間のバッチ処理などで自動的に送受信データのバックアップを採取することは可能ですか?開く

可能です。
ライトニングFAXのサービスを停止して、ライトニングFAXのインストールフォルダをバックアップ先にコピーしてください。

Q 35. FAXの送受信履歴を外部から取得することは可能ですか?開く

Ver5.5-66以降では、送受信履歴取得ツールを利用して取得することが可能です。
詳細については、ライトニングFAXのマスタ媒体のTool\送受信履歴取得ツールフォルダにある「送受信履歴取得ツール説明書.PDF」を参照してください。Ver5.5-66~Ver5.5-68はdisc1に上述のフォルダがあります。

Q 36. ライトニングFAXサーバにてクライアントからのアクセスログを取得することは可能ですか?開く

Ver5.5-50以降では、クライアントからのアクセス状況をアクセスログに出力可能です。 アクセスログの詳細については、ライトニングFAXの『ユーザーズマニュアル アドミニストレータ編』を参照ください。

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