画像処理/センシング技術の展示会「画像センシング展2023」に出展
AGV向けの自己位置推定システムの新商材、スペクトルイメージングの産業用途例を紹介
- お知らせ
2023年6月9日
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、2023年6月14日(水)から6月16日(金)までパシフィコ横浜で開催される「画像センシング展2023」に出展します。
キヤノンITSは、30年以上にわたり産業用カメラ、画像処理ボード、ソフトウエアを組み合わせた画像処理ソリューションをさまざまな製造現場に提供し、お客さまの抱える課題を解決してきました。
今回出展する「画像センシング展2023」内のキヤノンITSブースでは、産業用画像処理アプリケーション開発用のソフトウエア&ライブラリ「MatroxImagingLibrary」の最新サービスパックを活用した画像処理デモを行います。また、産業用途でスペクトルイメージングを活用できる、ハイパースペクトルデータ処理ソフトウエア「fluxTrainer Pro」を使った膜厚測定の操作方法や、産業用途での活用例を紹介します。
さらに、今回初出展となる、AGV向けのVisual SLAMソリューション“自己位置推定システム with Vision-based Navigation Software”の操作映像を紹介します。サービスロボットを活用した自動化/無人化などのソリューションを検討中の皆さまの課題解決となる活用シーンを提案します。
事前登録制無料セミナー 「シン・イメージング技術で実現する 現場の自動化・無人化DX」
会期中の6月14日(水)には、事前登録制の無料セミナー「シン・イメージング技術で実現する 現場の自動化・無人化DX」を開催します。イメージング技術をベースに、さまざまな分野で導入が進められている「現場の自動化・無人化DX」について、最新の画像技術/製品/活用事例を紹介します。「現場の自動化・無人化DX」は、キヤノンITSが掲げる「エンジニアリングDX」の一環で、イメージング技術とAGV/ドローン/サービスロボットなど移動型ロボットとの連携による、現場に役立つ生産性向上/人手不足の解消/働き方改革といった価値創出に向けた取り組みです。
■日 時 :6月14日(水)12:10~13:00
■会 場 :パシフィコ横浜 会場内
■講 師 :キヤノンITソリューションズ エンジニアリング第二技術本部 認定スペシャリスト 稲山一幸
■演 題 :シン・イメージング技術で実現する 現場の自動化・無人化DX
■詳 細 :https://www.adcom-media.co.jp/seminar/2023SS/session/I-131.html
画像センシング展2023 開催概要
□日 時 :2023年6月14日(水)~16日(金)10:00~17:00
□会 場 :パシフィコ横浜展示ホール D No.34
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
□主 催 :アドコム・メディア株式会社
□展示会ホームページ:https://www.adcom-media.co.jp/iss/
□入場方法:登録制(事前/当日)。下記URLよりご登録ください。
https://www.adcom-media.co.jp/iss/registry/
出展製品
<デモ展示-1>
ソフトウエア「MatroxImagingLibrary X ServicePack6」
<デモ内容>
最新機能を搭載した、産業用画像処理アプリケーション開発用のソフトウエア&ライブラリ「MatroxImagingLibrary X」を活用した、画像処理を紹介します。
<デモ展示-2>
ハイパースペクトルデータ処理ソフトウエア「fluxTrainer Pro」
<デモ内容>
ハイパースペクトルカメラとデータ処理ソフトウエア「fluxTrainer Pro」を活用した、複数層の膜厚測定操作手順を紹介します。
fluxTrainer Pro 操作画面
<デモ展示-3>
キヤノンITS社製 AIプラットフォーム「LaiGHT」/ドイツ Baumer社製 AIスマートカメラ
<デモ内容>
「NVIDIA Jetson」を搭載したBaumer社の高堅牢産業用AIスマートカメラ・VAXシリーズと、キヤノンITS製AIプラットフォーム「LaiGHT」を用いて人の姿勢推定を実演します。
<操作映像展示-1>
自己位置推定システム with Vision-based Navigation Software
<内容>
位置姿勢計測やMAP作成機能をもつ高精度なキヤノンのソフトウエアと、HMS社製産業用AIスマートカメラ「SiNGRAY Stereo Pro」を組み合わせて、ロボットの自己位置や姿勢を推定するサービスロボットソリューションの活用方法を映像にて紹介します。
<キヤノンITソリューションズの提供するエンジニアリングソリューション>
ものづくり企業としての生い立ちを生かし、長年の研究開発で培った技術を強みに、お客さまのニーズに最適なソリューションをワンストップでご提供しています。業務に役立つ多様な商品群や最新のITスキルを駆使した付加価値サービスとともに、お客さまのビジネスと社会の発展に貢献できるエンジニアリング事業の拡大を推進していきます。
内容は発表時のものです。商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
本件についてのお問い合せ先
- 報道関係者のお問い合わせ先:
企画本部 コーポレートマーケティング部 コミュニケーション推進課 03-6701-3603(直通) - 一般の方のお問い合わせ先:
製造ソリューション事業部 エンジニアリングソリューション事業企画部 03-6701-3568(直通) - 画像処理ソリューションホームページ:https://www.canon-its.co.jp/solution/image/
- ニュースリリースホームページ:https://canon.jp/newsrelease
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製造業における外観検査や異常検知、食品・ 医薬品・化粧品などにおける異物検査や成分量の測定、物流業における資材配置の点検などの課題に対して、最先端のマシンビジョンシステムを中心にソリューションを提供しています。
画像処理システム構築に必要な産業用カメラ、産業用パソコン、画像入力・処理ボード、ハイパースペクトルデータ処理や画像処理ライブラリ、さらにカメラと処理エンジンが一体化したAIスマートカメラなど、各種素材を取り揃えています。
また、高い精度・高速処理が必要とされる各種検査機器、医療機器・印刷機器などに採用されたこれまでの経験を生かして、お客さまの課題やご要望をもとに最適な画像処理ソリューションをご提供していきます。
- LuxFlux
LuxFlux社は、ハイパースペクトルイメージング(HSI)技術を中心としたデータ処理を行う、「産業用」スペクトルデータ処理のリーディングカンパニーです。
日本のハイパースペクトルカメラ市場はこれまで、学術・研究開発向け中心でしたが、ここ数年、活用に向けて自社設備として検討を進めたり、装置への組み込み・販売をされる先進的なお客さまが増えています。
それに伴い、ハイパースペクトルカメラから出力される膨大な情報を処理する産業用ソフトウェアがますます重要になります。
LuxFlux社の産業用ハイパースペクトルイメージング(HSI)技術によって、数多くの産業用途で、スペクトルイメージングを「できる」から「使える」にステップアップします