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日本オペレーションズ・リサーチ学会 2021年春季研究発表会で
サッポロ様サプライチェーン計画システムにおけるOR技術要素についての講演を実施
サッポロ様サプライチェーン計画システムにおけるOR技術要素についての講演を実施
- イベント・セミナーレポート
日本オペレーションズ・リサーチ学会 2021年春季研究発表会で
サッポロ様サプライチェーン計画システムにおけるOR技術要素についての講演を実施
開催日:2021年3月2日「火曜日」
日本オペレーションズ・リサーチ学会の依頼を受け、 2021年春季研究発表会 企業事例交流会にて、「サプライチェーン計画と実行計画の融合」と題し、サッポログループにおける実行計画を考慮して構築したサプライチェーンプランニング(SCPlanning)システムの概要と、そのSCPlanningシステムにおけるオペレーションズ・リサーチ(OR)技術要素についてを講演しました。
講演では、R&D本部 数理技術部 山本大輔が、弊社とサッポログループが共同設計した、実行計画の制約条件を考慮した負荷平準化を目的としたSCPlanningシステム概要や、実行計画の制約を考慮した負荷平準化の一例として「供給補充計画問題」についての説明を行いました。
また、SCPlanningシステムの基本構造としてのOR技術要素である弊社の需要予測・需給計画システム「FOREMAST」についても説明しました。
今後も、日本オペレーションズ・リサーチ学会と情報交換を図りながら、OR技術研究を続け、お客様が抱える課題に対して、最新技術を応用した解決に取り組んでまいります。
オペレーションズ・リサーチ学会は、「筋のとおった方法」を用いて解決するための「問題解決学」、つまりオペレーションズ・リサーチの分野を専門に研究されている大学講師などの会員で構成されている学会です。学会活動の一環として、その時々のホットな研究分野をテーマとした情報交換の場として毎年シンポジウムを開催されております。
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- 数理技術
「数理技術」とは、解決したい問題を数式を用いてモデル化し最適解を求める技術です。学術的にはオペレーションズ・リサーチ(Operations Research/以下、OR)と呼ばれ、1930年代の英国における防空体制の研究が起源だといわれています。当初は軍事目的で利用されてきましたが、第二次世界大戦後には平和目的に活用されるようになり、企業が保有する人や設備の資源を効率よく運用する手法として、主として鉄鋼、石油、ガスなどの大規模装置産業を中心に発展を遂げてきました。
私どもは「数理技術」のもつ可能性に着目し、長年にわたり「数理技術」を用いた企業活動における課題解決を探求してまいりました。
時代と共に企業を取り巻くビジネス環境も変化し、企業課題も変化しつづけていますが、解決すべき課題の本質を見抜き適切にモデル化することで最適解を求める「数理技術」の手法は、変化の激しい今の時代でこそ真価を発揮できるものと考えています。私どもはこれからもお客様と共に「数理技術」を用いた課題解決に取り組んでまいります。
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