- イベント・セミナーレポート
「画像センシング展2022」に出展
会場:パシフィコ横浜
開催日:2022年6月8日~10日
主催 :アドコム・メディア株式会社
キヤノンITSブースでは、Matrox社製のディープラーニング対応の画像処理ソフトウェアを活用した実演や、産業用途で活躍しているハイパースペクトルデータ処理ソフトウェア、最新の産業用スマートカメラの展示いたしました。
中でも、キヤノンITS社製 AIプラットフォーム「LaiGHT」とドイツ Baumer社製 AIスマートカメラを組み合わせた「人の姿勢推定」や、最新のディープラーニングを活用した「豆の分類・格付け」や「数種類のパスタの分類」を実演し、多くのお客さまにご覧いただきました。
また、会場内にて、「エンジニアリングDXを支える、新イメージセンシングと処理技術」と題して、セミナーを行いました。
キヤノンITSが提唱する「エンジニアリングDX」を基軸に、製造の品質生産性の向上、自動化/省力化、働き方改革実現などの価値を創出するDXの導入に向けたセミナーで、
最新のセンシング技術、映像処理技術による自動化、AGVなどの移動体やサービスロボットでのビジョン応用など製造ラインからクロスインダストリ領域まで、活用技術と事例を紹介いたしました。
近年、製造現場では生産設備の性能向上や検査品質の重要性の高まりから、ありとあらゆる生産設備に産業用カメラやセンサが搭載され、生産状況の見える化、自動化による業務効率化、そしてデータ分析による歩留まりの改善に活用され始めています。キヤノンITSは、30年以上にわたりマシンビジョン製品を中心に画像処理ソリューションを様々な製造現場に提供し、お客さまの抱える課題を解決してきました。
今後もハイパースペクトルイメージングなどの新技術、ディープラーニング活用により、製造工程における業務の効率化を提案し、お客さまの製品品質の向上に貢献していきます。
関連するソリューション・製品
- 画像処理ソリューション
製造業における外観検査や異常検知、食品・ 医薬品・化粧品などにおける異物検査や成分量の測定、物流業における資材配置の点検などの課題に対して、最先端のマシンビジョンシステムを中心にソリューションを提供しています。
画像処理システム構築に必要な産業用カメラ、産業用パソコン、画像入力・処理ボード、ハイパースペクトルデータ処理や画像処理ライブラリ、さらにカメラと処理エンジンが一体化したAIスマートカメラなど、各種素材を取り揃えています。
また、高い精度・高速処理が必要とされる各種検査機器、医療機器・印刷機器などに採用されたこれまでの経験を生かして、お客さまの課題やご要望をもとに最適な画像処理ソリューションをご提供していきます。 - IoT
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)とは、PCに限らず、さまざまなモノがインターネットにつながることを指しています。
IoTが普及することにより、家電製品や建物、衣服や時計などのウェアラブルデバイスにも繋がり、さまざまな利活用ができるようになります。
インターネットでつながったIoT機器は、例えば、離れて暮らす家族の家電動作状況を通知させたり、建物であれば扉の施錠や解錠をリモートで操作もできます。
またIoT機器は、家庭生活以外の活用として、生産現場でも多くの利活用が進んでいます。
例えば、モノづくりをする工場や現場において、各所に取り付けられたセンサーから「データを収集」することができます。そしてクラウド上にその「データをためる」ことができます。そのためたデータを解析ツールやAIを使い「データを分析」をすることができます。そして、データを分析することで「予測や課題解決のヒント」が得られる可能性が広がります。
IoT技術の利活用が進むことで、モノづくり現場においては自動化や生産性および品質が向上し、豊かな社会を促進させます。