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キヤノンITSと東京都が地球温暖化対策プログラムに関してロシア政府・サハリン州と意見交換会を実施
会場:オンライン
開催日:2021年12月21日「火曜日」
キヤノンITSと東京都は地球温暖化対策プログラムに関してロシア政府・サハリン州と意見交換会を行いました。この会議は先般開催された世界銀行主催のイベントを通じて東京都キャップ&トレード制度と制度対象企業であるキヤノンITS・西東京データセンターの取り組みに関心を寄せたロシア政府の呼びかけで実現したものです。会議には東京都とキヤノンITS・西東京データセンター関係者のほかに、ロシア政府から連邦経済発展省職員やサハリン州政府の環境大臣を含めた30名以上が参加しました。
会議の中で、まずキヤノンITSが西東京データセンターの環境負荷軽減の取り組み内容を紹介しました。西東京データセンターは二酸化炭素排出量の上限である基準排出量を大幅に下回る排出量に抑え、創出されたCO2削減クレジットを東京都に寄付することで、社会貢献につながっている点などを伝えました。次に東京都からキャップ&トレード制度の詳細な説明を行った後、制度や発表内容に関する質疑応答が行われました。最後にサハリン州から同州が2025年までにカーボンニュートラルの達成を表明していることや達成までのロードマップ、具体的な施策内容の発表があり、日本の民間企業や地方自治体と積極的に情報交換を行っているとの説明がありました。
質疑応答では、ロシア政府から「社会的に重要なビルやインフラにも二酸化炭素排出量の削減義務は発生するか」など東京都キャップ&トレード制度に関する多くの質問が寄せられ、環境負荷軽減の取り組みについての関心の高さがうかがわれました。
今後もキヤノンITSはこのような諸外国・地域との意見交換や知見の提供を通じて、地球温暖化対策に貢献していきます。
意見交換会の写真
参考
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