ニュースリリース

2010年6月15日
キヤノンITソリューションズ株式会社

利用者の利便性の向上およびセキュリティを強化した
ゲートウェイ型電子メール暗号化製品の新バージョン
「Voltage SecureMail Gateway V4.0」を6月16日(水)より販売開始




キヤノンMJ ITグループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅田和則、以下キヤノンITS)は、利用者の利便性の向上およびセキュリティを強化した、米国Voltage Security社のゲートウェイ型電子メール暗号化製品の新バージョン「Voltage SecureMail Gateway V4.0」を6月16日(水)より販売開始します。

Voltage

Voltage SecureMail Gateway V4.0では、「復号通知機能」を新たに追加し、利用者の利便性向上を図っています。また、各種セキュリティを強化しています。

復号通知機能(※)

新しく追加された復号通知機能では、受信者が暗号メールを復号したことを送信者へ電子メール通知する設定が可能になりました。これにより、送信者は重要な電子メールに復号通知機能を有効にすることで、受信者がいつ電子メールを復号したか正確に把握でき、電子メールが受け取られた根拠を示すことが可能です。
(※) 復号通知機能は、Zero Download Messenger (ZDM)でのみ使用可能です。ZDMは、ブラウザーで暗号化メールを取り扱うための本製品の標準機能です。

受信者認証のセキュリティ拡張

Voltage SecureMail Gatewayには、暗号メールを受け取った社外のユーザーが復号鍵を取得するための認証用パスワードを、受信者自身で設定できる機能が標準で搭載されています。
新バージョンでは、パスワードを登録できるユーザーを暗号メールの受信者のみに制限できる機能が追加されました。

製品名希望小売価格(税別)発売日
Voltage SecureMail Gateway V4.0 90万円 (100ユーザー)~ 2010年6月16日

<「Voltage SecureMail Gateway V4.0」の主な新機能>

1. 復号通知機能(※)

新しく追加された復号通知機能では、受信者が暗号メールを復号したことを送信者へ電子メール通知する設定が可能になりました。これにより、送信者は重要な電子メールに復号通知機能を有効にすることで、受信者がいつ電子メールを復号したか正確に把握でき、電子メールが受け取られた根拠を示すことが可能です。
(※) 復号通知機能は、Zero Download Messenger (ZDM)でのみ使用可能です。ZDMは、ブラウザーで暗号化メールを取り扱うための本製品の標準機能です。

画面イメージ

2. 受信者認証のセキュリティ拡張

Voltage SecureMail Gatewayには、暗号メールを受け取った社外のユーザーが復号鍵を取得するための認証用パスワードを、受信者自身で設定できる機能が標準で搭載されています。
新バージョンでは、パスワードを登録できるユーザーを暗号メールの受信者のみに制限できる機能が追加されました。
また、指定した日数の間に使用されなかったアカウントは自動的に削除することができるようになりました。不正にアクセスされるリスクを低減し、システムを実際に利用しているユーザーをより正確に把握できることでセキュリティが向上します。

3. クラスター機能改良

標準で搭載されているクラスター機能(集中管理機能)を利用した場合、設定ファイルやユーザー認証情報などのデータがそれぞれのサーバーに複製されるようになりました。これにより、冗長化構成時の構築や運用がさらに容易になり、サーバー障害時の可用性が向上し、ビジネスの継続性がより高くなりました。

4. 受信者メールアドレス確認機能

Zero Download Messenger(ZDM)で電子メールを作成する際、受信者メールアドレスを入力する際のタイプミスを防ぐため、LDAPサーバーへメールアドレスを確認する機能が追加されました。

5. SSLサーバー証明書の期限切れ通知機能

SSLサーバー証明書の期限が切れる前に、システム管理者へ電子メールで通知する機能が追加されました。これによりSSLサーバー証明書の更新し忘れによりVoltage SecureMail Gatewayのサービスが停止することを防ぎます。

<「Voltage SecureMail Gateway」について>

Voltage SecureMail Gatewayは、電子メールアドレスを公開鍵として使用する独自の暗号方式「IBE (Identity-Based Encryption)」を採用したゲートウェイ型の電子メール暗号化製品です。IBE方式では、従来のPKI(公開鍵基盤)のような大がかりなシステムを使用せずに、添付ファイルだけでなく本文を含めた電子メール全体の暗号化や電子署名といった、セキュアな電子メール環境を低コストかつ容易に実現できます。
また、Voltage SecureMail Gatewayには、多数の相手と双方向の安全な電子メール通信を可能にするZero Download Messenger(ZDM)が搭載されています。これにより社外の受信者が専用のソフトウェアをインストールすることなく、ブラウザーを利用して暗号化された電子メールを閲覧できます。さらに返信メールは自動的に暗号化されます。

Voltage SecureMail Gatewayの主な特長

ポリシーベースの暗号化

Voltage SecureMail Gatewayは、既存の電子メールシステムにサーバーを追加するだけで組織レベルの電子メールの暗号化システムを導入することが可能です。Voltage SecureMail Gatewayを通過した電子メールはポリシーに従って自動的に暗号化されます。社内ユーザーのPC環境やオペレーションを変更する必要はありません。

Identity-Based Encryption(IBE)鍵の発行

Identity-Based Encryption(IBE)は、既存の暗号方式とは異なる、全く新しいアプローチで、暗号化の仕組みを簡単にしました。IBEでは、電子メールアドレスなど相手を特定できる情報を公開鍵(暗号鍵)として利用することが可能です。認証された受信者に、IBE鍵発行サーバーがいつでも必要な時に秘密鍵(復号鍵)を自動で発行しますので、利用者やシステム管理者による鍵の生成や管理は不要です。

Zero Download Messenger(ZDM)

暗号化された電子メールを受け取った社外ユーザーは専用のソフトウェアがなくても、Webブラウザーを利用して電子メールの復号、暗号化での返信を行うことができます。Webブラウザーを利用するので、OSやメールソフトなどに依存せず、さまざまな環境の相手と暗号化された電子メール通信が可能です。初めて電子メールを暗号化して送信する相手でも、事前の準備は必要なく、その日から安全に電子メールのやり取りが行えます。

画面イメージ

Voltage Encryption Client(オプション)

Voltage Encryption Clientを利用すると、メールソフト上で電子メールの暗号化・復号処理を行うことができます。復号したい電子メールをクリックするだけで、自動で復号し表示します。また、暗号化して送信する時は、「暗号送信」ボタンのクリックのみで容易に送信できるため、 今までとほとんど変わらない操作感で電子メールの暗号化・復号が可能です。
※ Voltage Encryption Clientはオプション製品です。ご利用には別途費用が必要です。

さまざまな認証方式に対応

暗号化された電子メールを復号するためのユーザー認証において、Voltage SecureMail Gatewayは、さまざまな認証方式と組み合わせ、利便性の向上やセキュリティの強化を図ることができます。電子メールによる認証でユーザーの事前登録が不要の「Email Answerbackアダプタ」、ユーザー自身でパスワードの登録・管理が行える「Enrollment Server」、既存のPOP3サーバー上のアカウントと連携する「POP3アダプタ」を標準で搭載しています。また、別途開発により、外部認証システムとの連携を図ることも可能です。

<「Voltage SecureMail Gateway V4.0」販売情報>

■希望小売価格 (100ユーザー以上、1ユーザー単位で販売)

ユーザー数希望小売価格(税別)年間保守料(税別)
100 ¥900,000 ¥180,000
250 ¥2,125,000 ¥425,000
500 ¥4,000,000 ¥800,000
750 ¥5,625,000 ¥1,125,000
1,000 ¥7,000,000 ¥1,400,000
2,500 ¥16,250,000 ¥3,250,000
5,000 ¥30,000,000 ¥6,000,000
  • 100ユーザー以上であれば、上記のユーザー数以外でも販売します。
  • 必要なライセンス数は、Voltage SecureMail Gatewayを通過する社内ユーザーの電子メールアドレス数です。
  • 上記年間保守料に含まれる内容は、保守期間中のバージョンアップの権利、電話・FAX・E-mailによるユーザーサポートです。保守は初年度から必要となります。
  • 上記価格にはサーバー4台分のライセンスが含まれています。5台以上のサーバーをご利用いただく場合のライセンス費用は個別見積もりとなります。
  • 電子メール自動配送システムに組み込む場合は個別見積もりとなります。

<「Voltage SecureMail Gateway V4.0」動作環境>

Voltage SecureMail Gatewayは、ソフトウェアアプライアンスです。OS(CentOS)を含めた必要なコンポーネントがすべて提供されます。また、Voltage SecureMail Gatewayは、VMware ESX環境での動作実績があります。

■推奨環境

CPU インテル Pentium 4 プロセッサー 2.8GHz × 2 以上
メモリー 2GB 以上
HDD 36GB × 2 - RAID1 以上
その他 CD-ROM、Ethernet Network Interface Card
  • 必要なサーバースペックおよび台数は、暗号化する電子メールの通数により異なります。
  • 製品には、ハードウェアおよびSSLサーバー証明書は含まれていません。
  • Voltage SecureMailは、Voltage Security Inc.の商標です。
  • VMwareは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。
  • インテル、Pentiumは、米国Intel Corporationの登録商標です。
  • その他の製品名および社名などは各社の商標または登録商標です。

■ 本件についてのお問い合せ先
キヤノンITソリューションズ株式会社
商品事業本部 セキュリティソリューション事業部
TEL:03-5730-7123
お問い合せは、こちらのフォームでもお受けしております。

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