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一般社団法人 共同通信社様

業種:報道機関
従業員数:1637人(2021年4月1日現在)
成果:セキュリティ強化

一般社団法人 共同通信社ロゴ

カメラ映像と共連れ検出システム連携によりビル入館のセキュリティを大幅に強化

アジアに軸足を置く日本を代表する総合国際通信社である一般社団法人 共同通信社。ビル入館時の「共連れ」(※1)が課題となっていた同社では、カメラ映像と共連れ検出システムを連携させることで大きな工事を伴うことなくビル入館のセキュリティを大幅に向上させた。

  • ※1 セキュリティエリアに立ち入る許可のある人の進入に乗じて、別の人がセキュリティエリア内に進入すること。

お客様の声

導入前の課題・背景

  • 従業員のビル入館時にカードリーダーと防犯カメラの連携ができず、共連れによる不正入館を把握できていなかった。
  • 設置工事を伴う物理的なゲート以外のITを活用したセキュリティシステムの導入を希望していた。

採用の決め手

以下の点でキヤノンITソリューションズの提案を採用した。

  • 課題(共連れによる不正入館)を解決できること。
  • 従業員の入館手続きの運用変更負荷が少ないこと。
  • 警備体制への影響が小さいこと。
  • 大きな設備導入が不要で既存設備を活用することでコストを抑えられること。
イメージ画像

システム導入後の効果

  • 導入前は1日500回以上発生していた共連れが、システムの導入とビル内従業員の啓発や指導を繰り返すことにより、ほぼ無くなった。
  • 不審者を含む不正入館者の把握が容易になり、入館者に対するセキュリティが大きく向上した
共連れ発生件数推移グラフイメージ

今度の展望

現行のシステムを利用しながら、ITの進歩に伴い付加できる機能があれば、検討してみたい

キヤノンITソリューションズへの期待

最新技術、新しい発想に基づき、導入システムを発展させるための継続的なアプローチを期待している

キヤノンITソリューションズの提案

構築のポイント

運用への影響を最小限に抑えるための効率的なシステム連携を実現

お客様や警備・施設管理担当者と打ち合わせを重ねて、運用への影響を最小限に抑えるための効率的なシステム連携を検討。
下記の機能を実現。

  • 複数の入館口に共連れ検出ユニットを設置し、それぞれの検出結果をカメラシステムで受信。検出時の履歴とその際の映像をカメラシステムで一括管理。
  • 共連れ検出時にカメラが自動で制御され、監視画面が切り替わり警備担当者へ通知。
  • 不正入館時に付近のスピーカーから警告メッセージが流れ、不正入館者に注意を促す。

システム動作イメージ

システム動作イメージ

お客様と共に細かいチューニングを重ね、共連れ検出精度を改善
  • 録画映像と共連れ検出結果を比較し正しく検出されているかの精度測定を実施。
  • 検出精度を上げるため、お客様やメーカーと共に検証や改良を重ねた。
    • 誤検出時の録画を確認して、どのようなパターンにおいて、誤検出が発生するかを調査。
    • 仮説検証を繰り返すことで、誤検出のパターンを特定。
    • メーカーと調整を行い、機器のソフトウェアを更新した。その結果、これまでより精度が大きく上昇した。
  • 共連れ件数を可視化したグラフはお客様社内での啓蒙活動にも活用され、共連れ件数減少にも貢献した。
既存システムと並行稼働し警備への影響を最小限に抑えた

警備への影響を最小限とするために、サーバを先行して導入するなど、既存システムと並行稼働しながら新システムへ移行。

構築期間

設計・導入:2か月
導入後のチューニングや評価:3か月

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