Vision Edition
対応機器
当社取り扱いの製品では次の産業用PCとの組み合わせでご提供いたします。
Matrox Imaging社製 4Sight EV6 (Windows 10 Enterprise IoT LTSC 2019)
4Sight EV6は4つのPoEポートを持ち直接カメラやロボットを接続することができます。
つぎの特長を持ちます。
- 産業用PCとして設計され設置の自由度が高いコンパクト筐体
- 故障率低下につながるゼロスピンドルPC (大型フィン、SSD)
- ネットワークカメラ接続が容易な4つのPoEポート
- Windows 10 Enterprise IoTの統合書き込みフィルター(UWF)によるシステム保護
- 2.5inchストレージを増設可能な内部SATAポート
- 長期サースチャネル(LTSC)OS(Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC)の搭載
延長サポート終了日: 2029/01/09
Q 4Sight EV6のGIOやCOMポートに接続した機器を制御できますか?開く
申し訳ございません。 それらのポートに接続した機器を制御する機能はございません。
Q 一般的なPCでVision Editionのソフトウェアのみを利用することはできますか?開く
申し訳ございません。Vision Editionのソフトウェアのみのご提供はいたしておりません。
Q PCにほかのソフトウェアをインストールしても良いですか?開く
Vision EditionシステムのPCは画像処理コントローラーとしての位置づけで、ジョブの安定動作が第一目的となります。
マニュアル等の表示に必要なAdobe Reader等を除き、極力インストールされないことを推奨いたします。
ソフトウェアインストールの際はOSの「システム保護」を「無効化」した状態で行う必要がございます。
Q システム保護が有効化されているか無効化されているかどこで分りますか?開く
メイン画面上部右側のUWFの色で分ります。
緑:有効化 赤:無効化
メインツールバー左側の「システム設定」をクリックし、「システム保護」で確認することもできます。
「システム保護」を「無効化」はメイン画面上部左側のメインツールバーの「システム設定」アイコンをクリックし、「システム保護」欄の「無効化」ボタンをクリックして行います。
インストール作業はこのボタンをクリックしWindowsが再起動された後に行ってください。
インストール作業終了後は同様に「システム保護」の「有効化」ボタンをクリックして保護を有効化してご利用ください。
Q システム保護を無効化のまま利用した場合なにか問題が生じますか?開く
すぐに問題が生じることはありませんが、文字通りシステム領域が保護されていない状態になりますので障害時にシステムが破損する可能性がございます。
またシステム領域の書込みが生じますので長期的にはSSDの寿命に影響します。
これらのことから通常は有効化してご利用ください。
次のキヤノン製とAXIS製のネットワークカメラが使えます。これらのカメラとはPoEで接続します。
キヤノン製ネットワークカメラのPTZ機能の制御が行えます。
キヤノン製ネットワークカメラ:
VB-S30VE
VB-R13VE
VB-R13
VB-S30D Mk II
VB-H45
VB-S910F
(N10-W02 COBOTTAアーム取り付け用産業用カメラ)
AXIS製ネットワークカメラ:
AXIS P1214
AXIS P1224-E
AXIS M1065-LW
AXIS V5915
AXIS M5065
AXIS P3905-R Mk II
AXIS P3915-R Mk II
1台のPC(Vision Edition)毎に4台のネットワークカメラが使えます。
Q 指定のネットワークカメラのうちに耐腐食性を持つものはありますか?開く
申し訳ございません。指定のネットワークカメラで耐腐食性を持つものはございません。
申し訳ございません。COBOTTAのアームに取り付けるキヤノン製N10-W02を除き、一般的な産業用カメラは利用いただけません。
カメラの撮像範囲の中央付近の画像が最もひずみが少ないので、その範囲でワークをとらえられる位置に設置します。
カメラ設定をパン、チルトの範囲の中央値にした状態でカメラの筐体自体を動かし、ワークをとらえるようにします。
パン、チルトの限界付近でもワークを撮像しなければならない場合はカメラ位置を遠くに設置する。
そのワークを適切な位置でとらえられるカメラをもう一台増設する。などの対応を推奨します。
はい、使えます。 あらかじめカメラ設定でデジタルズームを使用するよう設定してからカメラ接続を行ってください。
カメラ設定はブラウザからカメラに「IPアドレス」でアクセスし、「ユーザー名」と「パスワード」を入れて開きます。
カメラ設定の「カメラ」「カメラ制御」の「デジタルズーム」を使用するに変更し「適用」をクリックします。
申し訳ございません。カメラの撮像範囲の限界付近では樽型ひずみを生じます。
カメラがワークに近い場合撮像範囲の限界付近でワークを捉える可能性が高くなります。
カメラの撮像範囲の中央付近で撮像することで問題を解決します。
カメラをワークから離し、中央部分でワークを捉えるようにします。
ズーム倍率を上げてもワークが小さい場合はデジタルズームを活用します。
PCとの接続形式がEthernetで「QnA互換3E」フレーム(「SLMP通信」、「MCプロトコル」)対応の機器が利用できます。
三菱電機社製の製品ではつぎのシリーズがあたります。
MELSEC iQ-Rシリーズ:
CPUユニット全種、Ethernetインターフェースユニット(RJ71EN71)
MELSEC iQ-Fシリーズ:
CPUユニット全種(FX5U, FX5UC)
MELSEC Qシリーズ:
ユニバーサルモデルのEthernetポート内蔵CPU全種
ユニバーサル高速モデルのEthernetポート内容CPU全種
Ethernetインターフェースユニット(QJ71E71-100)
MELSEC Lシリーズ:
通信インターフェースEthernetのCPUユニット全種
MELSEC Fシリーズ:
Ethernetインターフェースユニット(FX3U-ENET-L, FX3U-ENET-ADP)
これら製品利用の際には別途三菱電機製PLC設計ソフト(GX-Work2かGX-Work3)が必要です。
Q RS-422/485やUSB接続のPLCは利用できますか?開く
申し訳ございません。利用できません。
当社で扱っているVision Edition標準モデルでは、デンソーウェーブ社製のCOBOTTAに限られます。
Q 他のロボットと連携できるVision Editionのモデルはありますか。開く
はい、ございます。ユニバーサルロボット社製ロボットと連携できるURモデルが(Vision Edition-U)とCOBOTTA内蔵のPCにVision EditionをインストールしたCOBOTTA内蔵モデル(Vision Edition-C)がございます。
申し訳ございません。これらのモデルは当社での取り扱いがございません。