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コンサルタントの提言

食品検査の効率化についてAIを活用した原料選別

近畿大学 工学部 教授 竹田 史章

近年、食品関連の生産工場においてもAIの応用による導入が各種検討されている。さらに、生産物の不良状態を判別することで知的自動化工場すなわちスマートファクトリ化の実現の可能性も検討されつつある。一般に、製菓工場の製造ラインにおいてもその導入は急務であるが、良品および不良品の状態選別は従来方式のパターンマッチングや目視によって行われているのが現状である。製菓工場で選別をされる生産物においてはその生産工程において、複数種類の不良の発生が確認されている。例えば、芋ケンピにおいては、焦げ付きやひげ根、さらに、形状不良などである。また、豆入りチョコレートにおいてはチョコレートの中に豆が入っていない豆無し不良、或いは、複数の豆が入った複数豆不良、さらには、豆欠け不良などのである。

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