Vision Edition
ジョブの実行(トリガー)
ジョブツールバーの「ジョブ設定」でジョブを開いた後、ウィンドウ上部中央の「トリガー」アイコンをクリックして実行できます。
「トリガー」は一回(右向き矢印)、連続(循環矢印)の2通り用意されています。
フローチャートの一連の処理が終了するとジョブも停止します。
はい、停止できます。
「トリガー」アイコン右隣の「停止」(四角)アイコンをクリックしてください。
Q ジョブを開きトリガーをかけましたが画面になにも表示されません。開く
メイン画面上部中央のカメラ(1-4)の状態を確認してください。
次のような状態ですとカメラ接続に問題がありそれが原因と考えられます。
赤で表示されているカメラがある
緑で表示されているカメラがない
この場合メインツールバーのカメラ設定開き次の手順でカメラ接続の問題を解消します。
赤で表示されているカメラがある場合:そのカメラ番号を選択し「接続解除」をクリック
緑で表示されているカメラがない場合:カメラがPoEポートに接続されていることを確認
カメラ1など適当なカメラ番号を選択しカメラのIPアドレス、ユーザー名、パスワードを入れて「接続」をクリック
画像が表示されたことを確認し「OK」をクリック
ジョブツールバーのフローチャート編集をクリック
フローチャート内の撮像ユニットをダブルクリック
カメラ設定で接続したカメラ番号を選択し「詳細設定」をクリック
撮像設定1で画像が表示されることを確認し「OK」をクリック
メイン画面上部中央のトリガー(右向き矢印)をクリックし画像が表示されることを確認
Q ジョブ実行にオフラインモードとオンラインモードがあるようですが?開く
はい、2つのモードがございます。
オフラインモード:
フローチャートでのジョブ編集中の検証作業で使います。
ジョブの実行はウィンドウ上部中央の「トリガー」アイコンのクリックで行います。
オンラインモード:
完成したジョブの実運用で使います。
ジョブの実行は「トリガー」アイコンのクリックの他、「外部トリガー」からも行えます。
実行の回数や間隔、スケジュールなどを指定することもできます。
外部トリガーはロボット、PLC、データベース、カメラでかけられます。
オフラインモードはフローチャート編集中の動作検証などで使います。
Q ジョブを検証する際にステップ実行のようなことはできますか?開く
申し訳ございません。そのような機能はございません。
ユニットの接続線をつなぎ変えて対応してください。
確認対象のユニットの後の接続線を切断し、エンドに接続しなおすと、そこまでの処理として確認します。
Q ジョブ実行後、各ユニットのパラメーターは確認できますか?開く
はい、できます。
フローチャートの各ユニットをクリックすると左下にそのパラメーターが表示されます。
Q オンラインモードでのトリガーでジョブの実行回数を指定できますか?開く
はい、指定できます。
「外部データ通信設定」の「トリガー回数」で設定します。
ジョブツールバー[外部データ通信設定]「通信設定」「トリガー設定」の「詳細設定」をクリックし「タイマー実行」「トリガー回数」で設定します。
Q オンラインモードでのトリガーでジョブの実行間隔を指定できますか?開く
はい、指定できます。
「外部データ通信設定」の「トリガー間隔」で設定します。
ジョブツールバー[外部データ通信設定]「通信設定」「トリガー設定」の「詳細設定」をクリックし「タイマー実行」「トリガー間隔」で設定します。
Q オンラインモードでのトリガーでジョブの実行スケジュールを指定できますか?開く
はい、指定できます。
「外部データ通信設定」の「スケジュール実行」で設定します。
ジョブツールバー[外部データ通信設定]「通信設定」「トリガー設定」の「詳細設定」をクリックし「スケジュール実行」で設定します。
Q ユニット編集ではOKですがフォローチャートのトリガーではNGになるものがあります。開く
JOB保存時の設定とカメラとワーク位置関係や照明等の環境が変わってしまった可能性があります。
つぎの対応をお試しください。
- マスター画像の撮りなおし
- モデル登録のしなおし
- 各ユニットでの領域設定や各パラメーター設定のやりなおし
Q カメラをリプレースしました。 どうすれば良いですか?開く
同一機種やスペックのカメラであれば、以前と同じIPアドレスを設定していただければVision Edition的には同じカメラと見なされます。
治具等によりカメラをずれなく設置可能な場合は以前と変わらず利用できますが、ずれてしまう場合には、マスター画像の撮りなおし、モデル登録のしなおし、各ユニットの領域設定や各パラメーター設定のやりなおしが必要となります。