更新日:2015/11/30

  • このFAQは、ライトニングFAXのVer5.5-47以降を対象とします。
  • APIモジュール、電子メールゲートウェイ、セキュリティオプションなどのオプションも対象とします。

環境編

Q 1. ライトニングFAXサーバーにウイルス監視用ソフトをインストールしても問題ありませんか?開く

ライトニング FAX、およびオプション製品のインストールフォルダをウイルス検索の対象フォルダから除外してください。
FAX送受信する際、FAXのイメージファイルをライトニングFAXの所定のフォルダに一旦作成します。
このファイルがウイルスチェックの対象になると、ウイルスチェックの際にファイルがロックされ、ライトニングFAXの動作に影響を与える可能性があるためです。

Q 2. ライトニングFAXのサービスを死活監視する方法はありますか?開く

ライトニングFAXには、サービスを監視する機能はありません。
ライトニングFAXのサービスやプロセスの監視は、別途監視ツールでチェックしてください。

Q 3. ライトニングFAXサーバーには、どのくらいのデータを蓄積可能ですか?開く

Ver5.5-62までは、最大で約30万件です。
Ver5.5-63以降の64bit版ライトニングFAXサーバでは、搭載物理メモリに応じて最大で約500万件です。32bit版ライトニングFAXサーバでは、搭載物理メモリによらず最大で約30万件です。
件数は、すべてのリソースのすべてのユーザにある、「保存済」フォルダ、「作業中」フォルダに登録されているアイテム数の合計です。

Q 4. アイテムを定期的に削除できますか? また、アイテムの保存期間は設定できますか?開く

リソース毎に、アイテムを削除するまでの期間と対象のステータスを指定できます。
削除するまでの期間を超えると、受信アイテムや送信アイテムを作業中フォルダから保存済フォルダに移動したり、保存済フォルダから削除したりします。
なお、削除するときにメッセージや詳細情報を残すかは、ユーザ毎に設定します。

Q 5. ライトニングFAX電話帳には、どのくらいの件数を登録可能ですか?開く

1つのライトニングFAX電話帳に登録できる件数の目安は、約48万件です。
ただし、電話帳のファイルサイズは1GB が上限なので、1件当たりのデータ量によって変動します。

Q 6. 電話回線の電話番号が変わった場合に、ライトニングFAX側の設定変更等は必要ですか?開く

電話回線の電話番号が変わっても、ライトニングFAXの送受信においては、影響を受けません。
ただし、DID番号、CSID、FAX番号などに電話番号を設定している場合、変更してください。

Q 7. ライトニングFAXから番号通知でFAXを送信するには、どうすればよいですか?開く

ライトニングFAXには、番号通知/非通知の設定はありません。
ライトニングFAXから送信したFAXで番号通知されるかは、ご契約の回線の設定に依存します。

FAX番号の前に「186」「184」を付けると、番号通知の要否を変更できます。
 186:番号通知
 184:番号非通知

「プレフィックス」を設定すれば、FAX番号の先頭に自動的に付加することができます。
「プレフィックス」は以下の箇所で設定できます。
・APIコマンドの「@FAX_PREFIX」
・送信ダイアログの[設定]のプレフィックス
・「FAXエクスプローラのユーザ編集」-「FAX設定」のプレフィックス
・「Lightning FAX モニタ - 設定」の「回線」タブのプレフィックス

Q 8. ライトニングFAXで特定番号を発信元番号として送信先へ通知することは可能ですか?開く

Ver5.5-56以降では可能です。
通知できる番号は、発信元が契約している契約者回線番号、またはダイヤルイン番号です。
ただし、以下の条件を満たしている必要があります。
•CT Network BOX、マルチメディアボックス、またはDialogic社製TR1034 FAXボードを使用
•NTT網のINS64回線、INS1500回線を使用
•「発信者番号通知サービス」を契約

Q 9. アナログ回線を使用した送信で、回線毎にリソースを分けることは可能ですか?開く

可能です。
回線毎のリソース割り当ては、「Lightning FAX モニタ - 設定」の「サーバー」タブより、以下の手順で設定してください。 1.「回線番号の選択」にて変更対象の回線番号を指定します。
2.「サーバIPアドレス」「ポート番号」にFAXサーバのIPアドレスとポート番号を入力します。
3.「LFserverに接続する」ボタンをクリックしますと、「リソースID」にLFserverのリソース情報が表示されます。
4.「リソースID」にて目的の任意のリソース番号を選択し、最後にOKボタンをクリックします。

Q 10. ナンバーディスプレイルーティングを行う場合、ナンバーディスプレイの契約が必要ですか?開く

ナンバーディスプレイルーティングを行う場合、FAXサーバ側の回線でナンバーディスプレイ契約が必要となります。

Q 11. NTT各社へ回線契約する際に提出するINS64回線の申請書に「PmP・常時起動」と「PmP・呼毎起動」の項目がありますがどちらを選択したらよいですか?開く

CT Network BOX:「P‒MP常時」
マルチメディアボックス:「P-MP常時」
Dialogic社製 TR1034 FAXボード:「P-MP常時」
アバール長崎社製FAXボード:「P‒MP常時」
 ※Ver5.5-66までは「P‒MP呼毎」でも動作可能です。

Q 12. CT Network BOXを利用する際に必要なネットワークの帯域を教えてください。開く

ライトニングFAXドライバとCT Network BOXとの通信に必要な帯域の目安は、1チャネルあたり240Kbps以上です。
例:INS1500×1回線の場合
  240Kbps×23チャネル=約5.6Mbps以上必要です。
帯域のほかにレイテンシが最小となる安定した通信経路を確保ください。

Q 15. FAX通信デバイスの通信速度と規格について教えてください。開く

○CT Network BOX(アナログ、INS64、INS1500)
 V.17規格の14400bps(G3)、V.34の規格の33600bps(スーパーG3)で通信可能です。

○マルチメディアボックス(アナログ、INS64、INS1500)
 V.17規格の14400bps(G3)、V.34の規格の33600bps(スーパーG3)で通信可能です。

○Dialogic社製 TR1034 FAXボード(アナログ、INS64、INS1500)
 V.17規格の14400bps(G3)、V.34の規格の33600bps(スーパーG3)で通信可能です。

○アバール長崎社製FAXボード(INS64)
 EX以前のボードではV.17規格の14400bps(G3)で通信可能です。
 P3X、TGX以降のボードではV.17規格の14400bps(G3)、V.34規格の33600bps(スーパーG3)で通信可能です。

Q 16. Dialogic社製 TR1034 FAXボードの信号送出レベルのデフォルト値を教えてください。開く

○アナログボード
 Ver5.5-60
  -6dB
 Ver5.5-60以外
  0dB

○BRIボード/PRIボード
 Ver5.5-59以前
  -12dBm
 Ver5.5-60以降
  -18dBm

Q 17. CT Network BOXの最大接続台数を教えてください。開く

ライトニングFAXドライバをインストールしているサーバ機1台あたりの最大接続台数は以下のとおりです。
 CTBX-104 (アナログ×4回線) 12台
 CTBX-504 (INS64×2回線) 12台
 CTBX-523 (INS1500×1回線) 2台

Q 18. マルチメディアボックスの最大接続台数を教えてください。開く

ライトニングFAXドライバをインストールしているサーバ機1台あたりの最大接続台数は以下のとおりです。
 VS-411MB/VS-421MB (アナログ×4回線) 4台
 VS-412MB (INS64×2回線) 4台
 VS-2301MB (INS1500×1回線) 2台

Q 19. Dialogic社製 TR1034 FAXボード(PCI-X版)とTR1034 FAXボード(PCI Express版)の混在は可能ですか?開く

PCI-X版とPCI Express版の混在は可能です。
なお、アナログ、INS64、INS1500の各ボードの混在はできません。

Q 20. 複合機をFAX通信デバイスとしてFAXの送受信を行う場合の対応機種を教えてください。開く

ライトニングFAXと連携できるキヤノン製複合機の機種については、稼働環境ページの「ライトニングFAX 対応複合機」をご確認ください。


その他の機種については弊社営業にお問い合わせください。

 ※Windows に登録したFAX ドライバー名を変更すると、[プリンターのプロパティ]の[送信イメージを保存する]のチェックがOFF になります。
  FAX ドライバー名を変更した場合、再度、次の設定をしてください。
  1. [コントロールパネル]-[ハードウェア]-[デバイスとプリンター]を開く。
  2. FAX ドライバー名を右クリックし、[プリンターのプロパティ]を開く。
  3. [基本設定]を押下し、[宛先選択]タブの[送信イメージを保存する]をチェックする。

Q 21. ユーザライセンス数の考え方を教えて下さい。開く

ライトニングFAXにユーザを登録すると、ユーザ毎にユーザライセンスを1つずつ消費します。
ただし、ライトニングFAXをインストールすると無条件にユーザライセンスを1つ消費します。
 ・「Administrator」
さらに、有償オプションを導入すると、それぞれ1つずつユーザライセンスを消費します。
 ・「LFapi」(APIモジュール)
 ・「MAILGTWY」(電子メールゲートウェイ)

LFクライアントを端末にインストールしてもユーザライセンスは消費しないので、インストールする端末台数に制限はありません。

Q 22. 簡易FAX配信ツールは、サーバ単位で必要ですか?開く

簡易FAX配信ツールは、サーバ単位で必要になります。
簡易FAX配信ツールの他に、APIモジュール、電子メールゲートウェイ、セキュリティオプション、受信FAX効率化オプションもサーバ単位で必要になります。

Q 23. 電子メールゲートウェイ(SMTP版)の導入で注意すべきことはありますか?開く

以下の注意事項があります。
•メールからFAX送信をするには、メールサーバでワイルドカードを指定できるエイリアス機能が必要です。
•SMTP認証を使用する場合は、Ver5.5-56以降をご使用ください。
•POP before SMTPには、対応していません。
•メールからのFAX送信で、メールに添付したファイルをFAX送信するには、送信ファイルに対応するアプリケーションがライトニングFAXのサーバにインストールされ、動作可能であることが前提となります。
•イメージを変換するときにアプリケーションでエラーが発生したとしても、ライトニングFAXでは、そのエラーをハンドリングすることができません。
※サーバにアプリケーションをインストールする場合、使用許諾に則ってご使用ください。
※Ver5.5-56からSMTP認証の「AUTH PLAIN」に対応しています。

Q 24. Office2010を使用したFAX送信で注意すべきことはありますか?開く

以下の注意事項があります。
Office2010を使用してTIFFイメージに変換する際に、プリンタドライバ設定でディザリング「細かく」を設定しても有効となりません。
Ver5.5-60以降の場合、対策についてはREADMEを参照してください。

Q 25. ライトニングFAXシステムを別のマシンに移設することは可能ですか?開く

可能です。
移設できるのは、FAXエクスプローラで行った設定、および送受信履歴のみです。FAXエクスプローラ以外のツールで行った設定やレジストリ設定、ファイル設定は再度行ってください。
手順は、Ver5.5-60以前は『ユーザーズマニュアル セットアップ編』を、Ver5.5-61以降は『セットアップガイド』を参照してください。

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