エラーコード

Q メッセージ番号:DEXM352I開く

【説明】
VSAMのエクステントが変わったため、コントロールファイルのクローズ/オープンを行いました。
【原因】
コントロールファイル内のヘッダーレコードに持っている
エクステント情報と、コントロールファイル自体の最新のエクステント情報が一致していません。
【対応】
コントロールファイルの初期化後以外に、ユーティリティや運用管理システムを実行、あるいはオンラインを起動した際に繰り返し出力される場合は、コントロールファイルに対してカタログ処理を実行してください。

Q メッセージ番号:DEXM362I,CODE=xxxx リターンコード:4708開く

【説明】
VTOC、またはVTOC索引に空きスペースがありません。
【原因】
VTOC、またはVTOC索引に空きスペースがありませんでした。
【対応】
VTOCに空きスペースがあることを確認してください。
空きがない場合、VTOCの容量不足です。
空きがある場合、VTOC-INDEXの空きスペースがない可能性があります。
不要なファイルを削除するか、DASDのVTOC-INDEXを拡張してください。

Q メッセージ番号:DEXM362I,CODE=xxxx リターンコード:4714開く

【説明】
要求した量が、使用可能でありませんでした。
【原因】
DATAFILE DDに指定しているSPACE=パラメータ値では、該当ディスクで容量を確保できませんでした。
【対応】
DATAFILE DDに指定しているSPACE=パラメータ値を小さくするか、ディスクの容量を確保してください。
オンラインJCLのSPACE=パラメータ値を変更した場合、オンラインを再起動してください。

Q メッセージ番号:DEXM711I,DEXM1511I リターンコード:RC=99開く

【説明】
その他エラーです。
【原因】
通信制御電文における処理結果以外のエラーを検知しました。
【対応】
本リターンコードは相手先がセットしていますので、どのような場合に「99」をセットするのか相手先に確認してください。

Q メッセージ番号:DEXM721I,DEXM1521I リターンコード:RC=14,RECORD COUNT ERROR開く

【説明】
レコード数エラーです。
【原因】
相手先と送受信済みレコード件数が合っていません。
【対応】
送信処理の場合、カタログした際のレコード長が、LRECL=パラメータで指定したレコード長と異なっていないかを確認してください。
受信処理の場合、送信側のファイルのレコード長が、LRECL=パラメータで指定したレコード長と異なっていないかを確認してください。

Q メッセージ番号:DEXM721I,DEXM1521I リターンコード:RC=16開く

【説明】
2重ファイル伝送です。
【原因】
1度伝送したファイル名で、再度伝送処理を実行しました。
【対応】
サイクル番号管理を行わない(XFILEマクロ CYCLE=NO指定、またはCYCLE=パラメータ省略)場合、同じファイル名で伝送します。サイクル番号管理の定義を確認してください。
本リターンコードは相手先がセットしていますので、どのような場合に「16」をセットするのか相手先に確認してください。

Q メッセージ番号:DEXM721I,DEXM1521I リターンコード:RC=18,RECORDID ERROR開く

【説明】
レコードIDエラーです。
【原因】
固定長/可変長の設定(XFILEマクロ RECFM=パラメータ)値が、相手先と一致していません。
【対応】
該当XFILEマクロのRECFM=パラメータの設定値を確認してください。

Q メッセージ番号:DEXM721I,DEXM1521I リターンコード:RC=99開く

【説明】
その他エラーです。
【原因】
ファイル制御電文における処理結果以外のエラーを検知しました。
【対応】
本リターンコードは相手先がセットしていますので、どのような場合に「99」をセットするのか相手先に確認してください。

Q メッセージ番号:DEXM884A開く

【説明】
一括カタログ処理のインプットファイルの形式に誤りがあります。
【原因】
一括カタログ処理のインプットファイルの形式に誤りがあります。
また、ヘッダーレコードとトレーラーレコードの指定がない可能性があります。
【対応】
インプットファイル形式に誤りがないか確認してください。
データレコードがない0件データの場合でも、ヘッダーレコードとトレーラーレコードは設定してください。
 
インプットファイル形式の詳細は、「ユーザーズ・ガイド」(11版以降)の[Ⅷ 資料編]-[1-1-1 一括カタログ/一括アンカタログ 入出力ファイル(D形式)]を参照してください。
※ 「ユーザーズ・ガイド」が10版以前の場合[Ⅵ 資料編]

Q メッセージ番号:DEXM1463IERRNO=zzzzz※ リターンコード:00000開く

【原因】
相手先よりセッションを切断している可能性があります。
【対応】
相手先の状況を確認してください。

※各エラーコード(ERRNO=)の【説明】については、IBMマニュアル「Communications Server: IP Sockets Application Programming」を参照してください。

Q メッセージ番号:DEXM1463IERRNO=zzzzz※ リターンコード:00013開く

【原因】
オンラインを起動したJOB名、およびXLINEマクロのPORT=パラメータに定義しているポート番号が、TCP/IP PROFILE内のPORT定義で紐付けられたJOB名、またはポート番号と異なっていました。
【対応】
以下のいずれかの方法で対応してください。
オンラインを起動したJOB名と、TCP/IP PROFILE内のPORT定義で紐付けられたポート番号をXLINEマクロのPORT=パラメータに定義した制御マクロで、オンラインを再起動してください。
XLINEマクロのPORT=パラメータに定義したポート番号と、TCP/IP PROFILE内のPORT定義で紐付けられたJOB名で、オンラインを再起動してください。

※各エラーコード(ERRNO=)の【説明】については、IBMマニュアル「Communications Server: IP Sockets Application Programming」を参照してください。

Q メッセージ番号:DEXM1463IERRNO=zzzzz※ リターンコード:00032開く

【原因】
セッションを切断した状況で送信(WRITE)処理を実施しました。
【対応】
システムの負荷が高い状態で、ファイル転送処理に時間がかかり、相手先ではタイムアウトを検知した可能性があります。
オンラインの実行クラスを上げてください。
相手先のタイムアウト値を大きくして、タイムアウト状態を回避してください。
ただし、タイムアウト値を大きくしても指定値までに応答がなければ、タイムアウトを検知します。

※各エラーコード(ERRNO=)の【説明】については、IBMマニュアル「Communications Server: IP Sockets Application Programming」を参照してください。

Q メッセージ番号:DEXM1463IERRNO=zzzzz※ リターンコード:00048開く

【原因】
XLINEマクロに定義しているポート番号(PORT=パラメータ)が、他JOBで使用されています。
システムにおいて「SYS1.PARMLIB」のメンバ名「BPXPRMxx(xxは枝番号)」内の、INADDRANYPORTおよびINADDRANYCOUNTパラメータで、リザーブされているポート番号をXLINEマクロに定義しています。
例:INADDRANYPORT(4000)
INADDRANYCOUNT(2000)
上記設定の場合、ポート番号4000~5999がリザーブされます。
【対応】
XLINEマクロのPORT=パラメータに、他のJOBで使用しているポート番号と重複しない値を指定してください。
XLINEマクロのPORT=パラメータに、リザーブされていないポート番号を指定してください。

※各エラーコード(ERRNO=)の【説明】については、IBMマニュアル「Communications Server: IP Sockets Application Programming」を参照してください。

Q メッセージ番号:DEXM1463IERRNO=zzzzz※ リターンコード:00049開く

【原因】
TCP/IP PROFILE内にIPアドレスの指定がありません。
TCP/IPが複数起動しています。
【対応】
TCPADS=パラメータ(※)で指定されたTCP/IPforMVSアドレス空間名の、TCP/IP PROFILE内のHOME定義にIPアドレスを指定してください。
TCPADS=パラメータ(※)に、該当のTCP/IPforMVSアドレス空間名を指定してください。
※TCPADS=パラメータは、全銀TCP手順ではXLINEマクロ、全銀UST手順ではXUSTマクロに定義します。

※各エラーコード(ERRNO=)の【説明】については、IBMマニュアル「Communications Server: IP Sockets Application Programming」を参照してください。

Q メッセージ番号:DEXM1463IERRNO=zzzzz※ リターンコード:00054開く

【原因】
相手先よりセッションを切断しています。
【対応】
相手先の状況を確認してください。

※各エラーコード(ERRNO=)の【説明】については、IBMマニュアル「Communications Server: IP Sockets Application Programming」を参照してください。

Q メッセージ番号:DEXM1463IERRNO=zzzzz※ リターンコード:00060開く

【原因】
・XLINKマクロで定義しているポート番号(PORT=パラメータ)または、IPアドレス(IPADDR=パラメータ)が誤っています。
・ダイヤルアップルータの設定に不備があります。
・2次(発信)局側はISDN回線で、1次(着信)局側ではモデムを使用しています。
・ファイヤーウォ-ル経由の接続で、ファイヤーウォールの設定に不備があります。
【対応】
・IPアドレス、ポート番号を見直してください。
・PINGコマンドを入力してIPアドレスが存在するか確認してください。

※エラーコード(ERRNO=)の【説明】については、IBMマニュアル
  「Communications Server: IP Sockets Application Programming」を
参照してください。

Q メッセージ番号:DEXM1463IERRNO=zzzzz※ リターンコード:00061開く

【原因】
XLINKマクロで定義しているポート番号(PORT=パラメータ)が誤っています。
相手先システムが起動していません。
【対応】
ポート番号を確認してください。
相手先システムの状況を確認してください。

※各エラーコード(ERRNO=)の【説明】については、IBMマニュアル「Communications Server: IP Sockets Application Programming」を参照してください。

Q メッセージ番号:DEXM1463IERRNO=zzzzz※ リターンコード:00065開く

【原因】
TCP/IP(OMVS)設定を使用するために必要なRACF等の権限設定がされていないためです。
【対応】
RACF権限を実施してください。

※各エラーコード(ERRNO=)の【説明】については、IBMマニュアル「Communications Server: IP Sockets Application Programming」を参照してください。

Q メッセージ番号:DEXM1463IERRNO=zzzzz※ リターンコード:00156開く

【原因】
TCP/IP(OMVS)設定を使用するために必要なRACF等の権限設定がされていないためです。
【対応】
RACF権限を実施してください。

※各エラーコード(ERRNO=)の【説明】については、IBMマニュアル「Communications Server: IP Sockets Application Programming」を参照してください。

Q メッセージ番号:DEXM1463IERRNO=zzzzz※ リターンコード:01028開く

【原因】
オンライン起動中にTCP/IPの停止、または再起動を実施したためです。
【対応】
オンラインコマンドが効かないので、JOB CANCELしてオンラインを終了させてください。

※各エラーコード(ERRNO=)の【説明】については、IBMマニュアル「Communications Server: IP Sockets Application Programming」を参照してください。

Q メッセージ番号:DEXM1464A開く

【説明】
無通信タイムアウトを検知しました。
【原因】
2次(発信)局ではコネクション確立後、1次(着信)局では開局要求電文受信後の伝送処理において、XLINKマクロのTIMEOUT=パラメータ値までに、相手先から応答がありませんでした。
【対応】
・TIMEOUT=パラメータ値を大きくしてください。
 CNTLコマンドで動的に変更することができます。
・送信した電文が届いているか、電文が届いている場合は返信しているか相手先の状況を確認してください。

Q メッセージ番号:DEXM1571E開く

【説明】
送信用データテキストの圧縮に失敗しました。
【原因】
圧縮指定によりデータが伸長し、XLINEマクロのBUFF=パラメータ値を超えました。
【対応】
以下のいずれかの方法で対応してください。
圧縮指定を外してください。
圧縮指定は、相手先と合わす必要があります。
CNTLコマンドで動的に変更することができます。
BUFF=パラメータ値を大きくしてください。
テキスト長を小さくしてください。
データが伸長してもBUFF=パラメータ値を超えないように、XLINKマクロのHPROT=第2パラメータのテキスト長を指定してください。
相手先でテキスト長を合わす必要がある場合、相手先のテキスト長も変更してください。
CNTLコマンドで動的に変更することができます。

Q メッセージ番号:DEXM1713A開く

【説明】
無通信タイムアウトを検知しました。
【原因】
伝送処理において、XUSTマクロのTIMEOUT=パラメータ値までに、
USTから応答がありませんでした。
※USTは、セイコーソリューションズ株式会社製マルチプロトコルコンバーター USTシリーズです。
【対応】
・TIMEOUT=パラメータ値を大きくしてください。
・送信した電文が届いているか、電文が届いている場合は
返信しているか相手先の状況を確認してください。

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