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お客さまと保守の範囲を決定し、お客さまが必要とする保守業務の支援をご提供いたします。

基幹システムのトラブルは販売機会の喪失、顧客満足度の低下、会社の信用低下など社内だけでなくお取引先にもご迷惑をお掛けする大変な事態となりかねません。 「IBMi(AS/400)アプリケーション保守業務支援」は、個別に「保守範囲」を定義し、基幹システムのトラブルに対して迅速に調査、解決、対応を実施するサービスです。 また、保守から発展して付加価値をご提供することを、一つのコンセプトにしています。

保守を担当しているお客さまとお話しをしていると、システムのブラックボックス化が課題という声を多く耳にします。原因は様々ですが、数十年前の古い資産をそのまま使用できるというIBMi(AS/400)の特長を活かし、機能追加等を複数のベンダー、或いは複数の担当者が行ってきた結果、どこで何が動いているのか分からないという状態になっています。そこでキヤノンITソリューションズが保守業務のご支援を行い、お客さまの課題を解決いたします。

アプリケーション保守業務支援概要図

<アプリケーション保守業務支援開始までの流れ>
調査フェーズ:IBMi(AS/400)の経験豊富なSEがお客さまへ訪問しシステム概要を把握します。 このフェーズの目的は、次フェーズである準備フェーズで何をすればお客さまのアプリケーションに対して保守が行えるのかを見極めるフェーズになります。
準備フェーズ:アプリケーション保守に必要だと考えられるドキュメントの作成や、ご担当者さまとの打ち合わせを繰り返し、業務の理解を深めます。また、実際の事務所や工場をご訪問させていただき、お問い合わせ時にその問題をイメージ付けられるよう準備をします。準備フェーズの目的は、実際に「保守」が行えるように、「保守」の業務や作業を理解することです。
保守フェーズ:実際の保守を開始します。事前に取り決められた契約内容に従って作業を遂行します。また、定期的にその内容を見直します。

  • 今後もIBM iを使い続けたい
  • IBM i の知識不足・人員不足に悩んでいる
  • 保守・改善のためのリソースが不足している
  • 保守力アプリケーション保守業務を実施するうえで「保守力」を最も大切にしています。「保守力」は、以下の2つを実行する力を指します。
    [訂正作業能力]
    訂正作業とは、発生した問題を解決するための「是正保守」、「予防保守」のことを指します。この保守を実施するためには、「お客さまの問い合せ内容を理解・解決する力」と「即座に影響範囲の特定する力」が重要です。
    [改良作業能力]
    改良作業とは、潜在バグの摘出と環境への対応を行うための「完全化保守」、「適応保守」のことを指します。この保守を実施するためには、「これまでの経験」と「ビジネスノウハウ」 が重要です。※JIS規格(JIS X 0161:2008)引用
  • 「保守」から始まる「ご提案」保守業務支援を遂行するとともに、更にお客さまのアプリケーションバリューを高めるためのご提案を行います。
    ●顕在ニーズの実現
    「保守」を行っているお客さまから、アプリケーションの課題解決や、新しい改修案件の提案依頼を受けることがあります。キヤノンITソリューションズは、そのご依頼に対して、最適なご提案をすることで顕在ニーズを実現します。
    ●潜在ニーズの発掘
    お客さまの運用の中には、慣れや引き継ぎ等で「こうやるものだ」と機械的に実施している作業や、当たり前だったことが、外部から見ると非効率に思われる作業があります。
    キヤノンITソリューションズではこの点に注目し、日頃からお客さまに接している保守部隊が現場の潜在ニーズを拾い上げ、業務効率改善のご提案をする活動を実施しています。
    ●新しいソリューションや他社事例のご紹介
    ITは、皆さまがご存じの通り日進月歩で進化しています。極端な言い方をすると昨日まで実現できなかったことが、今日から実現可能になっているかもしれません。
    キヤノンITソリューションズでは、保守業務を実施していくなかで、お客さまに役立つ最新情報をご提供します。また他社の成功事例のご提供などにより、お客さまのビジネスにより貢献できるよう活動を実施しています。
  • 「AS/400」時代からの開発実績とキヤノングループシナジーキヤノンITソリューションズのAS/400ビジネスの歴史は古く、1980年代から数多くの開発を経験しノウハウを蓄積しています。 IBMのビジネスパートナーとして、 IBMi(AS/400)の最新技術をご提案します。
    また、キヤノングループの一員である強みを活かし、お客さまのご要望の実現や課題を解決するための最適なソリューションをご提案します。
  • 保守専任部門の設置一般的には、開発を担当したPM(プロジェクトマネージャー)が保守を担当していることが多いようですが、この場合、PMが別の開発案件と兼務していることが多く、連絡が取れないなどの理由により対応が遅れがちになりかねません。
    キヤノンITソリューションズでは、経験豊富な業務SEを主担当とした保守専任部門を設置しています。このことにより、問題を解決するための対応が迅速に行えます。
    また、保守専任部門では主担当による属人化防止のため、日々のお問い合わせの内容を管理し、部門内で情報を共有しています。
  • 豊富なリソース開発案件を担当する開発部門を保有しており、新規開発案件や改修案件でリソース不足に困ることはありません。長年IBMi(AS/400)ビジネスを展開しているので、多くのビジネスパートナーと協業が可能です。
  • 保守専任部門と開発部門の連携開発部門が着手した案件は、プロジェクトの終結フェーズで保守専任部門へ引き継ぎを行い、スムーズな運用移行を行っています。

調査フェーズ

IBMi(AS/400)の経験豊富なSEがお客さまへ訪問しシステム概要を把握します。このフェーズの目的は、次フェーズである準備フェーズで何をすればお客さまのアプリケーションに対して保守が行えるのかを見極めるフェーズになります。

作業内容

具体的には以下の調査・確認をお客さまのご協力のもと、概ね2週間から1カ月の期間で作業を実施します。調査結果を踏まえ、準備フェーズのご提案をします。また、このフェーズを実施することによって、お客さまが気づかなかったアプリケーションのリスクが顕在化することもあります。その代表例として、重要なプログラムのコンパイル元ソースが存在していなかった、というようなケースがあります。
[現状調査]
1、システム概要
2、既存ドキュメントの有無
3、現在の保守・運用体制
4、日々のインシデント
5、アプリケーションの棚卸(規模調査)
[支援内容確認]
1、保守範囲
2、体制

準備フェーズ

アプリケーション保守に必要だと考えられるドキュメントの作成や、ご担当者様との打ち合わせを繰り返し、業務の理解を深めます。また、実際の事務所や工場をご訪問させていただき、お問い合わせ時にその問題をイメージ付けられるよう準備をします。準備フェーズの目的は、実際に「保守」が行えるように、「保守」の業務や作業を理解することです。

作業内容

このフェーズでは、主に業務の理解を深めたり、必要なドキュメントを作成するために、お客さまにはトランスファーをしていただきます。この作業内容やスケジュールは、お客さまのシステム規模等によって異なります。 最終的にはお客さまが「キヤノンITソリューションズに保守を任せて大丈夫である」とご安心していただくことを目指します。

作業内容保守フェーズ

実際の保守を開始します。事前に取り決められた契約内容に従って作業を遂行します。また、定期的にその内容を見直します。
<保守フェーズの契約形態(例)>
■派遣タイプ
お客さま先での常駐作業を実施します。
常駐となる為、迅速な対応が可能です。また、お客さまの作業に専念しますので、改善策の起案を一緒に実施していくことも可能です。
■工数タイプ
窓口を開設し電話、メール等で対応を実施します。
場合によってはオンサイトでの対応も実施します。
稼働時間の上限を取り決め、原則その時間内での対応を実施します。上限を超えるご対応については、事前に取り決めた超過時間の精算方法によって精算します。
■定額タイプ
窓口を開設し電話、メール等で対応を実施します。
場合によってはオンサイトでの対応も実施します。
お客さまと合意した作業範囲と期間を、定額で実施します。

<保守フェーズのイメージ(例)>
■調整期間
調整期間とは、より効果的な契約形態を確定するための期間です。最初から年間契約を締結するのではなく、調整期間を経た後に、最適な条件での年間契約締結をします。調整期間中にお客さまが納得できるかたちでの保守契約を選択することが可能です。

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