3次元設計を効率化する類似形状検索ツール

3DPartFinderは、部品の共有や再利用を促進することで、「製品開発の期間短縮」、「部品データ管理の効率化」や「資材調達等のコスト削減」に貢献するツールです。 3次元モデルの部品データを形状の類似性で検索し、視覚的に表示させることができ、類似部品の流用設計をスムーズに実現します。

3DPartFinderは、効率的に形状比較をするために開発された、最善の3D形状のエッセンスを抽出する理論とアルゴリズムでCADデータの形状を検索します。
この理論とアルゴリズムは、1998年から開発元の研究開発チームが、航空宇宙産業の大手メーカーと共同で、3Dモデル解析分野でモデルの類似性と形状ベースの表示についての研究により開発されました。
抽出理論の基礎の一つは、3Dモデルの「シグネチャ=形状比較データ」です。3D CADモデルの「シグネチャ」は、その形状の分析から作成された小さなファイル(約15K)形式です。この「シグネチャ」は、CADモデルそのものを圧縮したデータではありません。暗号化された3次元形状の数値的表現形式になります。そのため、部品数が数百万のデータベースを検索した場合でも、わずかな時間で同一および類似の形状を特定することができます。

製品開発の期間短縮

  • 製品開発の期間短縮をお考えの方
  • 部品データ管理の効率化をお考えの方
  • 材調達等のコスト削減をお考えの方
  • 製品開発の期間短縮近年、製品を短期間で開発し早期に市場投入することが求められています。製造業においては、製品開発期間短縮のために、部品を一から設計するのではなく、過去の設計ノウハウが詰まった既存部品のデータを再利用する要望が高まっています。一方でファイル管理やPDM(Product Data Management)が普及はしているものの、文字による属性情報だけの検索では莫大な部品点数の中から類似部品を探すことが困難なことから、流用設計がスムーズに行われていないという課題がありました。
    3DPartFinderは、過去に設計された3次元モデルから検索に必要な形状比較データ(シグネチャ)を「3DSignatureManager」が自動作成し、「ジオメトリックサーチエンジン」で類似の3次元形状部品を効率的に検索することで、スムーズな部品流用を実現しています。
  • 部品データ管理の効率化3次元設計を推し進めていくためには、形状作成の標準化とそれらデータの管理が重要なポイントになります。標準化のためにさまざまな属性情報を入力させたり、同一データ・同一形状を作らせないルールを設けたりすることはできますが、ルールを現実的に守るためには、そこにかかる設計者の負荷を最小限にする必要があります。
    3DPartFinderは、類似形状を効率的に検索することでデータ管理工数の効率化を実現できます。
  • 資材調達等のコスト削減新しい部品を設計することは、全体部品を作成するプロセスのスタートにすぎません。同一部品の複数管理をすることでコストは増大します。
    3DPartFinderを利用して、既存部品から類似部品を容易に探し出し流用することで、コスト削減を実現します。また設計部門のみならず、関連部門でも幅広く使用できます。

利用シーン1:デザインの流用

これまで、既存のデザインに類似した製品を開発したいと考えているときに、要件を満たしている類似の部品データがすでに存在するにも関わらず、新しく部品を設計した経験はありませんか?
3DPartFinderを使えば、幾何的な類似性に基づいて、大規模でさまざまな種類のデータ・ソースからデジタル定義されている部品の3Dモデルを見つけることができます。3DPartFinderを用いて類似する形状のファイルを検索するには、既存の部品ファイルを使用するか、または部品の3Dラフモデルを作成して活用します。3DPartFinderは、わずかな時間で3D CADファイルで該当モデルを提示し、デザインの流用を効率化します。

利用シーン1

利用シーン2:見積作成

重要なお客さまから、「見積が至急欲しい」と要求されたことはありませんか?3DPartFinderを使えば、見積要求されたお客さまの3D CADファイルを使用して、既存のデータベースを検索し、ほんの数秒で類似部品を見つけられます。検索の結果は、見積を準備するために必要な部分を選択できるように、CADアセンブリ上に提示されます。その検索結果から当該部品のファイル名が判明し、CADファイルに関連するすべてのデータにアクセスできるようになります。データに紐づく過去の記録から、必要な作業量と経費を算出することができます。

利用シーン3:部品の再利用

部品の再利用を増やしたいとき、そのためのツールはありますか?
どのような役職の方であろうとも、自動化された部品の再利用戦略を採用している企業は、大幅なコスト削減の可能性があることを理解されています。部品再利用戦略の主な利点は、次のとおりです。


●重複部品の作成が不要になります。データベースから必要部品を見つけることができれば、再設計は不要になります。

●在庫コストを削減できます。同じものを繰り返し作成しないことで、在庫を減らせます。

●ツーリング、プロトタイプや評価コストを削減できます。新しい部品を少なくすることで、関連する製造コストを削減できます。

●コア・エンジニアリングの知識を再利用できます。新しいものを作るために、既存デザインの知識を活用することができます。

●エンジニアリングの生産性を向上できます。新しいデザインを使って、新規作成の最適化のためにより多くの時間を確保することができます。


部品再利用戦略のための成功のカギは、同一あるいは類似したアイテムを見つけるために、形状に基づいて検索できる機能を持っていることです。

利用シーン4:利用例

3DPartFinderは、文字検索とは異なり、シンプルさを持った新しい形状検索製品です。アプローチ方法はいくつかあります。
ひとつ目は、イメージに近い部品ファイルを開き、類似部品を検索します。
ふたつ目は、SOLIDWORKSでイメージする3次元形状を作成してから、類似部品を見つけることです。
検索結果は、参照部品の類似条件順に従って、CADアセンブリ上に順列表示されます。


●重複部品の作成が不要になります。データベースから必要部品を見つけることができれば、再設計は不要になります。

●在庫コストを削減できます。同じものを繰り返し作成しないことで、在庫を減らせます。

●ツーリング、プロトタイプや評価コストを削減できます。新しい部品を少なくすることで、関連する製造コストを削減できます。

●コア・エンジニアリングの知識を再利用できます。新しいものを作るために、既存デザインの知識を活用することができます。

●エンジニアリングの生産性を向上できます。新しいデザインを使って、新規作成の最適化のためにより多くの時間を確保することができます。


部品再利用戦略のための成功のカギは、同一あるいは類似したアイテムを見つけるために、形状に基づいて検索できる機能を持っていることです。

3DPartFinderの利用例

利用シーン5:利用例

航空/宇宙/防衛/自動車/機械設備を始め、デザイン、スポーツ用品などのモデリングから加工や、営業の見積作成などでも利用されています。

3DPartFinderの利用分野

3DPartFinder シリーズ一覧

3DPartFinder for SOLIDWORKS

SOLIDWORKS環境内で、類似部品を明示的に確認することができます。

3DPartFinder for SOLIDWORKS

3DPartFinder for All User

CADが無い環境でも3DPartFinderの類似形状検索エンジンを利用できます。

3DPartFinder for All User

3DPartFinder 利用環境

製品タイプ 3DPartFinder for SOLIDWORKS 3DPartFinder for All User
利用タイプ PDMのVaultアクセス 対応可 対応可
形状検索 SOLIDWORKSファイルフォーマット 対応可 対応可
他のCADファイルフォーマット(※1) 対応可 対応可
複製部品 対応可 対応可
同一ミラー部品 対応可 対応可
回帰的部品検索 対応可 対応可
部品(シグネチャ)数 無制限 無制限
CAD環境内での検索 対応可 該当なし
アセンブリ内の部品検索起動 対応可 該当なし
検索結果のリスト表示 該当なし 対応可
各投影ビュー方向での比較結果表示 該当なし 対応可
利用環境 Microsoft SQLデータベース含む Microsoft SQL Server Express
対応SOLIDWORKSバージョン 2013、2014、2015 該当なし
  • ※1 SOLIDWORKSに依存します。3DPartFinderのジオメトリックサーチエンジンは、ソリッドボディを必要とします。