汎用データフォーマット変換ソフトウェア「EDI-Master TRAN for ANYs」の新バージョンを販売開始
~ 大手企業やクラウド稼働でニーズが高いLinux OSに対応 ~
- ニュースリリース
2019年1月7日
キヤノンITソリューションズ株式会社
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンITS)は汎用データフォーマット変換ソフトウェア「EDI-Master TRAN for ANYs」の新バージョンを2019年1月7日より発売します。
キヤノンITSは、豊富な機能と高い操作性を兼ね備えた汎用データフォーマット変換ソフトウェア「EDI-Master TRAN for ANYs」を2001年から発売し、これまで多数の企業に導入しています。企業間で交換されるEDIデータを社内システムに連携させるためのフォーマット変換はもちろん、社内外の異なるシステムやアプリケーション間のデータ連携にも柔軟に対応できます。これにより、システム連携時の自社システムの改修を最小限に抑え、開発生産性を向上できるため高い評価を受けています。
2024年のINSネットデジタル通信モード提供終了にともない、電話回線を使った従来型のEDIを利用している企業は、インターネットEDIへの移行が必要となります。従来型EDIでは固定長フォーマットが中心だったのに対し、インターネットEDIでは、XMLやCSVなど固定長に変わるフォーマットの採用が増えています。例えば、流通業界のEDI標準である「流通BMS」や、決済業務の効率化を狙った全銀EDIシステム「ZEDI」は、何れもXMLを採用しています。そのため、従来型の社内システムデータと、インターネットEDIデータを相互変換するためのシステムが必要となっています。また大手を中心に基幹システムの稼働環境としてLinux OSを採用する企業が増えており、EDIシステムにもLinux OSへの対応が求められています。
新バージョンとなる「EDI-Master TRAN for ANYs Ver4.2」では、EDI-Masterシリーズの強みである、使いやすさと高い開発生産性を継承しつつ、いままで未対応であったLinux環境におけるフォーマット変換への対応を実現しました。 従来からの稼働環境であるWindowsに加え、大手企業でニーズが高いLinux環境(Red Hat Enterprise Linux)に対応することで、UNIXからLinuxへのマイグレーション対応や、堅牢なシステム構築、クラウド環境における稼働など、より幅広いニーズに応えることが可能となります。
キヤノンITSは、製造業、金融業、小売・流通業、サービス業などさまざまな業界、業務における「EDI-Masterシリーズ」の導入実績があり、パッケージ販売のみならずシステム構築から導入・運用支援にいたるまでEDIシステム全般をサポートしています。今後、「EDI-Masterシリーズ」を中核とするEDIソリューション事業で、2022年までに年間売上高25億円を目指します。
<価格>
製品名 | 標準価格(税別) | 発売日 |
---|---|---|
EDI-Master TRAN for ANYs Ver.4.2 | Linux版:600,000円 Windows版:300,000円 |
2019年1月7日 |
<「EDI-Master TRAN for ANYs Ver.4.2」の特長>
さまざまなファイルフォーマットに対応
JCAや全銀フォーマット、その他固定長やCSVなどさまざまなフォーマットのデータから、自社システムのフォーマットに変換できます。
多くのデータベースにも対応
MS Access、SQL Server、Oracle、MySQL、PostgreSQLなどのデータベースに対応しています。(MS Access、SQL Server、OracleはWindows版のみ対応) 受信した他社独自フォーマットの発注データのファイルを販売管理のデータベースに直接取り込んだり、データベースから請求データを請求先企業指定のフォーマットでファイルに出力するといったことが可能です。
便利で分り易いマッピング画面
煩雑になりがちなマッピング作成(変換設定作成)も、画面上で簡単に設定可能です。「ウィザードによる入出力レイアウトのひな型作成」「Excelからの外部データ貼り付け」「一括マッピング」「ループマッピング」「アンドゥ・リドゥ」「設計書出力」などの便利機能があり、設定効率に優れています。
柔軟なインターフェース
変換実行部は、OSの実行形式ファイルでの提供のため、変換モジュールを呼び出すだけで変換を実行できます。もちろん特別な作りこみなしでも、画面上からの操作ですぐに使用できます。
<Linux環境での運用イメージ>
変換実行部は、OSの実行形式ファイルでの提供のため、変換モジュールを呼び出すだけで変換を実行できます。もちろん特別な作りこみなしでも、画面上からの操作ですぐに使用できます。
内容は発表時のものです。商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
本件についてのお問い合せ先
プロダクトソリューション営業本部
EDIソリューション営業部
TEL:03-6701-3457
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- EDI-Master TRAN for ANYs EDI-Master TRAN for ANYsは、様々なフォーマットを相互変換する汎用のフォーマット変換ソフトウェアです。EDIにおける取引先とのデータ交換や、自社システム間でのデータ連携に用いることで、システム連携時のインタフェース改修を最小限に抑えられます。 フォーマット変換に加え、文字コード変換や四則演算、データ置換、丸めなどの特殊処理も標準搭載。複数ファイルの同時変換、1ファイルから複数ファイルへの分割にも対応しており、既存システムから新システムへのデータ移行ツールとしても活用できます。