「Edgecrossコンソーシアム」に加入
~エッジコンピューティングを軸に新たな付加価値創出を目指す~
- お知らせ
2018年4月17日
キヤノンITソリューションズ株式会社
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:足立 正親、以下キヤノンITS)は、FA(ファクトリーオートメーション)とITシステムをつなぐオープンプラットフォーム「Edgecross(エッジクロス)」を推進する一般社団法人Edgecrossコンソーシアム (以下、Edgecrossコンソーシアム)に加入いたしました。
キヤノンITS は、製造業のお客さまと共に長年培ってきた、生産管理、SCM、監視・制御等のシステム構築経験と当社独自の「エッジプラットフォーム」を活かし、幅広いIoT ソリューション事業を展開しています。この度キヤノンITS は、「Edgecross コンソーシアム」の設立主旨に賛同し、2018 年4 月、同コンソーシアムのエグゼクティブ会員に加入いたしました。
「Edgecross コンソーシアム」は、生産現場におけるIoT 活用を加速させるオープンプラットフォームである「Edgecross」の普及、推進を目的としており、エッジコンピューティング領域での企業・産業の枠を超えた新たな付加価値の創出を目指し、製造業のIoT 化および内閣府が提唱する「Society5.0*1」と経済産業省が推進する「Connected Industries*2」の活動に寄与すべく 2017 年11 月29 日に設立されました。キヤノンITS は、同コンソーシアムと共に、企業・産業の枠を超えたエッジコンピューティング領域を軸とした新たな付加価値創出を推進し、お客さまの「ものづくり」における課題解決を支援していきます。
※1:内閣府「科学技術基本計画 第5期科学技術基本計画」で示された、サイバー空間とフィジカル空間(実社会)が高度に融 合した「超スマート社会」を未来の姿として共有し、その実現に向けた一連の取組み※2:経済産業省が2017 年3 月に発表した日本の産業が目指すべき姿(コンセプト)
■「Edgecross コンソーシアム」の概要
名称 | 一般社団法人Edgecross コンソーシアム(英名:Edgecross Consortium) |
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所在地 | 東京都 |
設立日 | 2017 年11 月29 日(水) |
主な活動内容 |
1. Edgecross の普及(プロモーションと販売) 2. Edgecross の仕様策定 3. Edgecross 対応製品の認証 4. マーケットプレイスの運営等による会員各社の販売支援 5. 部会活動等の企業・産業の枠を超えた協力と協働の場の提供 6. 学術機関(大学・研究所)、関係団体との連携 |
幹事会社(7社) ※五十音順 |
アドバンテック株式会社、オムロン株式会社、日本電気株式会社、 日本アイ・ビー・エム株式会社、日本オラクル株式会社、 株式会社日立製作所、三菱電機株式会社 |
公式サイト | https://www.edgecross.org/ja/ |
■「Edgecross」の概要
企業・産業の枠を超え、コンソーシアム会員が共に構築し、FA とIT システム との協調を実現するオープンな⽇本発のエッジコンピューティング領域のソフトウェアプラットフォームです。
【主な特⾧】
- 1.リアルタイム診断とフィードバック
- ⽣産現場に近い場所でデータ分析・診断することで⽣産現場へのリアルタイムなフィードバッ クを実現
- 2.⽣産現場をモデル化
- ⽣産現場の膨⼤なデータを階層化、抽象化して管理できるため、⼈およびアプリケーションに よるデータ活用が容易
- 3.多種多様なアプリケーションをエッジコンピューティング領域で活用
- IT システムのアプリケーションのFA 用途への適用が容易
- 豊富なラインアップから用途に応じたアプリケーションを選択可能
- エッジコンピューティング領域で完結したシステム構築を実現
- 4.生産現場のあらゆるデータを収集
- ベンダーやネットワークを問わず、各設備、装置からデータを収集可能
- 5.FA とIT システムのシームレスな連携
- クラウドを含めたIT システムとのシームレスなデータ連携によりサプライチェーン、エンジニアリングチェーンの最適化を実現
- 6.産業用PC 上で動作
- 様々なメーカーの産業用PC に搭載可能
内容は発表時のものです。商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
本件についてのお問い合せ先
キヤノンITソリューションズ株式会社
エンジニアリングソリューション事業部IoT ビジネス推進部
TEL:03-6701-3337
エッジコンピューティング ソリューションホームページ
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- IoT
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)とは、PCに限らず、さまざまなモノがインターネットにつながることを指しています。
IoTが普及することにより、家電製品や建物、衣服や時計などのウェアラブルデバイスにも繋がり、さまざまな利活用ができるようになります。
インターネットでつながったIoT機器は、例えば、離れて暮らす家族の家電動作状況を通知させたり、建物であれば扉の施錠や解錠をリモートで操作もできます。
またIoT機器は、家庭生活以外の活用として、生産現場でも多くの利活用が進んでいます。
例えば、モノづくりをする工場や現場において、各所に取り付けられたセンサーから「データを収集」することができます。そしてクラウド上にその「データをためる」ことができます。そのためたデータを解析ツールやAIを使い「データを分析」をすることができます。そして、データを分析することで「予測や課題解決のヒント」が得られる可能性が広がります。
IoT技術の利活用が進むことで、モノづくり現場においては自動化や生産性および品質が向上し、豊かな社会を促進させます。 - エッジコンピューティング 当社がこれまでに蓄積した技術とノウハウで、来るIoT社会を支えるエッジコンピューティングの導入を強力にサポートいたします。