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総合情報漏えい対策ソリューション「GUARDIANWALLシリーズ」「GUARDIANWALL Mailファミリー」の新バージョンを提供開始 クラウド型メールとの連携を強化

  • ニュースリリース

2017年9月12日

キヤノンITソリューションズ株式会社

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神森晶久、以下キヤノンITS)は、15年連続国内シェアNo.1(*)のメールフィルタリングソフト「GUARDIANWALL Mailファミリー」の新バージョンを、2017年10月3日(火)より提供開始します。クラウド型メールとの連携など、ユーザー環境にあわせ機能拡張しました。

GUARDIANWALL Mailロゴ

昨今、複数のクラウドサービスやクラウド上のIaaSを企業の基幹インフラとして利用するケースが一般化してきています。また、増え続ける標的型攻撃により「情報漏えい対策」は引き続き、企業の大きな課題となっています。
種々のサービスが混在する環境において、利用するツールや環境を選ばない「情報漏えい対策」が求められています。その一方で多様化するクラウドシステムの運用や、高度化、巧妙化する標的型攻撃への対処のため、情報セキュリティ担当者の運用負荷は増加し続けています。
「GUARDIANWALL Mailファミリー」の新バージョンでは、普及が進むクラウドとの親和性・連携性を高め、クラウド型メールを利用の企業が情報セキュリティ担当者の運用負荷を増やすことなくメールセキュリティの強化を実現する機能強化を行いました。

  • 株式会社富士キメラ総研「2016ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」(メールフィルタリングツール)より

クラウド型メール環境との連携強化項目

  • メール形式検査による独自の標的型メール検知機能の強化
  • メール送信者自身による誤送信チェックを必須化する機能の追加
  • Office 365などのリッチテキスト形式メールへの対応
  • シングルサインオンSAML2.0に対応

キヤノンITSは、より広い領域の情報漏えい対策を提供していくため、今後も普及が進むクラウドサービスとの連携性向上や増加する標的型攻撃への対応など、ユーザーからの要望に応える自社製品強化と併せて、積極的に国内外のベンダーと共に「共創」を進めることでソリューションを連携させ、「GUARDIANWALL シリーズ」のラインアップを拡充していきます。

GUARDIANWALL Mailファミリー新バージョン概要図

GUARDIANWALL Mail概要図

機能強化項目詳細

クラウド型メール環境との連携強化

●メール形式検査による独自の標的型攻撃メール検知機能の強化
巧妙化が進む標的型攻撃メールに対応するため、差出人詐称や添付ファイル拡張子偽装への対策に加え、さらなる検知機能の強化を行いました。従来のスパム対策、ウイルス対策製品ではすり抜けてしまう標的型攻撃メールを検知し、攻撃者から大切な情報資産を守ることで、クラウド型メールを利用時のセキュリティ向上を実現します。

  • 検知対象(実行形式プログラム)の種類、検知条件を拡張
  • 偽装されたURLリンクの検出
  • フリーアドレスからの送信判定

●メール送信者による誤送信チェックを必須化する機能の追加
メール送信者自身に送信内容に間違いがないかのチェックを必須化させる機能を追加しました。指定した条件に合致し、一定時間内にチェックされなかったメールは自動で送信がキャンセルされます。メール送信者に対し誤送信チェックを課することで、情報セキュリティ担当者やメール承認者に負荷のかからない誤送信対策を実現します。機能の多様化が進むクラウド型メールにおいてもカバーされていない誤送信対策の付加により、さらに安全にメールを利用することができます。

●Office 365などのリッチテキスト形式メールへの対応
Office 365やMicrosoft Exchangeで用いられるリッチテキスト形式メールにおいても、添付ファイルの自動ZIP暗号化送信を利用できるようになりました。自動で添付される本文の書式情報ファイルを適切に処理することで、意図しない暗号化処理を防ぎ、添付ファイル送信時のセキュリティ向上を実現します。

●シングルサインオンSAML2.0に対応
各種クラウドサービスで対応が進む、「シングルサインオン認証技術 SAML2.0」に対応しました。送信メールの承認や、送信者自身による誤送信チェック時における、ログイン情報を都度入力するユーザー負荷を低減し、クラウド型メールとのシームレスな運用を実現します。

その他強化機能

●メール監査画面における関連メールのスレッド表示に対応
●HTML形式メールの本文に貼り付けたファイルに対する添付ファイル暗号化処理の改善
●Windows仮想化プラットフォームHyper-Vに対応(2017年11月リリース予定)

一般向け Linux版 初年度ライセンス 価格例

製品名 価格(税別) 提供開始日
GUARDIANWALL MailFilter 261,000円(50ユーザー) 2017年10月3日
GUARDIANWALL MailConvert 132,000円(50ユーザー)
GUARDIANWALL MailArchive 309,000円(50ユーザー)
GUARDIANWALL MailSuite 501,000円(50ユーザー)

GUARDIANWALL Mailファミリー について

「GUARDIANWALL Mailファミリー」は3つの製品、GUARDIANWALL MailFilter、GUARDIANWALL MailConvert、GUARDIANWALL MailArchiveと、3製品を統合したパッケージのGUARDIANWALL MailSuiteで構成され、必要な製品(機能)を自由に選択・組み合わせて利用できる、メールに関する総合情報漏えい対策ソリューションです。

GUARDIANWALL Mailファミリーについて

GUARDIANWALL Mailファミリー概要図

稼働環境

Linux版

プログラムバージョン GUARDIANWALL MailSuite Ver 1.1.00
マシンスペック CPU インテル32bit・マイクロプロセッサー(Pentium以上) /
インテル64bit・マイクロプロセッサー (Itanium 2は非対応)
1.0 GHz 2 コア以上(推奨:2.0 GHz 4 コア以上)
メモリー 8 GB 以上(推奨:12 GB以上)
OS Red Hat Enterprise Linux ※ 6.6 / 6.7 / 6.8 / 6.9 / 7.3
CentOS ※ 6.6 / 6.7 / 6.8 / 6.9 / 7.3
kernel 2.6.32-504 / 2.6.32-573 / 2.6.32-642 / 2.6.32-696 / 3.10.0-514
  • 64bit版のみ
仮想環境 上記対応OSの動作を保証している仮想環境
IaaS環境 AWS(Amazon Web Services)
Azure(Microsoft Azure)
  • GUARDIANWALL Mailファミリーの冗長化機能は利用できません。

・ 推奨は1台あたり1,000ユーザー(メール流量約20万通/日)以上での利用を想定した場合のシステム要件です。
マシンスペックは実際のメール流量や管理画面へのアクセス頻度などにより変更してください。

仮想アプライアンス版

プログラムバージョン GUARDIANWALL MailSuite Ver 1.1.00
仮想環境 VMware ESXi 6.0
Hyper-V Microsoft Windows Server 2012R2 / 2016 ※2017年11月リリース予定
CPU 2コア
メモリー 12GB以上
    ・ ディスク容量はデプロイ後の設定で拡張することができます。
    ・ 上記スペックは、仮想マシンのリソースになります。
    ・ 仮想アプライアンス版は、シングル構成のみのサポートとなります。

GUARDIANWALL シリーズについて

GUARDIANWALL Mailシリーズについて

「GUARDIANWALLシリーズ」は、「GUARDIANWALL Mailファミリー」、「GUARDIANWALL Cloudファミリー」、「GUARDIANWALL Webファミリー」から構成される、総合情報漏えい対策ソリューションです。企業活動に欠かせないメールとWeb、また昨今利用が拡大しているクラウドサービスにおいて、情報漏えいという重大なセキュリティ事故を防ぐために、さまざまな環境へ導入できる製品群を提供しています。

  • Office 365は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

内容は発表時のものです。商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

本件についてのお問い合せ先

基盤・セキュリティソリューション企画センター 03-6701-3336(直通)

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