Webアプリケーション100%自動生成ツール「Web Performer」最新版V2.1を販売開始
「設計自動化」の新機能によりシステム開発全体を省力化、さらなる開発高速化を実現
- ニュースリリース
2017年6月5日
キヤノンITソリューションズ株式会社
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神森 晶久、以下キヤノンITS)は、Webアプリケーション100%自動生成ツール※「Web Performer(ウェブパフォーマ)V2.1」を2017年6月5日より販売開始します。
「Web Performer」は、開発現場の生産革新を目指し「短納期」「高品質」「低コスト」をコンセプトに2005年から発売開始し、企業や組織の規模を問わず、企業内の開発部門やSIベンダーなどさまざまな分野の開発現場で700ライセンス以上の導入実績を誇るWebアプリケーション100%自動生成ツールです。
労働力人口の減少が深刻な問題となっている今、「働き方改革」や「デジタル革命」といった労働生産性の向上に注目が集まっています。業務効率化やビジネスの価値創造を目指してIT投資への期待が高まる一方、システム開発現場でも同様にIT技術者が減少していく課題があります。そのため、今後も開発スタイルの変革やさらなる開発の高速化への取り組みが求められていきます。
このような市場の変化に対応して「Web Performer」は、実装工程の効率化に留まらず開発工程全体の省力化に向けて機能強化を行っていきます。
- ※ 「Web Performer」は、リポジトリ定義をもとにアドオンでの開発をすることなくWebアプリケーションに必要なモジュール(Java、JavaScript、CSS等)を100%自動生成します。
システム設計から開発までを自動化、コミュニケーション重視のアジャイル開発を実現
システム利用者と開発者が一体となり質の高いアジャイル開発を成功させるには、円滑かつ正確なコミュニケーションを推進することが重要となります。「Web Performer V2.1」では、設定したリポジトリ定義からWebアプリケーションの画面仕様をドキュメントとして自動的に出力します。ドキュメントの作成工程を短縮し、より開発やシステム利用者とのコミュニケーションに時間を割り当てることが可能となり、満足度の高いシステムの高速開発を実現します。
大規模システム開発の品質向上を支援する機能搭載、入力の省力化より開発高速化も実現
すべての開発モデルにおいて高品質なシステム開発のために標準化は必須であり、大規模・複雑なシステムほど初期段階に行う標準化の重要性は増します。従来Excelなどで管理していたデータ項目を「Web Performer V2.1」の「項目辞書機能」で一元管理が可能となります。「項目辞書」に登録された項目から直接テーブルや画面の定義が行えるだけでなく、登録された項目を変更・修正することで定義の一括変更・修正が可能となるため、定義の入力負荷を大幅に軽減します。
新バーション「Web Performer V2.1」では、開発の上流工程となる「設計自動化」の新機能のほか、既存システムのデータを「Web Performer」へ簡単に取り込みが可能となる機能、直感的な画面作成機能の向上など実装工程でも機能強化を図り、さらなる開発の高速化を実現しています。
キヤノンITSは、「Web Performer」の機能を継続して拡張することで自動生成ツールによる開発の市場拡大を図っていきます。2020年までに50億円(導入支援、システム開発を含む)の売上を目指し、今後も市場の動向やビジネスの変化に対応した機能を追加していく予定です。
製品・サービス名 | 価格(税別) | 発売開始日 | 備考 |
---|---|---|---|
Web Performer ユーザライセンス |
360万円~ | 2017年6月5日 | 自社システム開発で利用可能なライセンス 最小構成3ライセンス~ |
Web Performer SI開発ライセンス |
150万円~ | 第三者向けシステム開発で利用可能な年間利用方式のSIベンダー向けライセンス(自社システム開発でも利用できます) 最小構成2ライセンス~ |
Web Performer V2.1.0稼働環境
開発環境
推奨環境:[CPU]Core 2 Duo 2.13GHz以上[メモリ]3.0GB以上[Disk]空き容量3.0GB以上
クライアント | OS | Windows 7 / Windows 8.1 / Windows 10 |
---|---|---|
ツール※1 | Eclipse 4.2 / 4.3 / 4.4 / 4.5 / 4.6 | |
APサーバ | Tomcat 7.0 / 8.0 / 8.5 | |
Java※2 | JDK 6 / 7 / 8 |
- ※1 Eclipseの推奨バージョンは「4.4.2以上」となります。
本番環境
クライアント推奨環境 :[CPU]Core 2 Duo 2.13GHz以上[メモリ]2.0GB以上
サーバ | OS |
|
||||
---|---|---|---|---|---|---|
データベース |
|
|||||
APサーバ |
|
|||||
クライアント | アプリタイプ※5 | PC | スマートデバイス | |||
デバイスタイプ※6 | PC | iPad | iPhone / iPad | Android | ||
OS | Windows 7 / Windows 8.1 / Windows 10 | Mac OS X V10.7以降、macOS Sierra | iOS 8/ 9 / 10 | iOS 8/ 9 / 10 | Android 4.3 /4.4 / 5.0 / 6.0 | |
ブラウザ |
|
Safari 7 / 8 / 9 / 10 | モバイル版 Safari |
モバイル版 Safari |
モバイル版 Chrome |
- ※2 必要なFixPackについては、別途お問合せください。
- ※3 JDK8に対応したTomcatのリビジョンは、「8.0.1以上」、「7.0.53以上」となります。
- ※4 動作に関しての留意点等に関しましては、別途メーカまでお問い合わせください。
- ※5 PCとスマートデバイスを併用する場合、アプリタイプを分けてそれぞれ画面を作成してください。
- ※6 ワークフローオプションのクライアント環境は、ワークフローオプション稼動環境をご確認ください。
* Microsoft、Windows、Windows Vista、Internet Explorer、SQL Server、ExcelおよびMicrosoft Edgeは、
米国Microsoft Corporationの、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
* Mac、Safari、iPad、iPhoneは米国およびその他の国で登録されているApple Inc.の商標です。
内容は発表時のものです。商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
本件についてのお問い合せ先
SIサービス事業本部 ソリューション推進センター
03-6741-9181(直通)
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