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総合情報漏えい対策ソリューション「GUARDIANWALLシリーズ」
新ラインアップのWebフィルタリングソフトを提供開始

  • ニュースリリース

2017年5月9日

キヤノンITソリューションズ株式会社

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神森晶久、以下キヤノンITS)は、総合情報漏えい対策ソリューション「GUARDIANWALL(ガーディアンウォール)シリーズ」の新ラインアップとして、標的型攻撃対策を強化したWebフィルタリングソフト「GUARDIANWALL WebFilter」を2017年5月29日より提供開始します。

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 昨今、頻発する情報漏えい事故が示すように外部からの攻撃を防ぐ入口対策だけでは十分な防御ができません。入口の防御をすり抜ける巧妙化した標的型攻撃に対処するためにも、守るべき機密情報の外部流出を防ぐ出口対策の重要度が増しています。特に、社内端末への侵入経路や情報の流出経路としてWeb経由での通信が利用されている事例からも、安全なWebの通信環境が必要とされています。

 キヤノンITSはこのような課題に対し、従来から提供していた「WEBGUARDIAN」を、総合情報漏えい対策ソリューション「GUARDIANWALLシリーズ」のWeb情報漏えい対策製品「GUARDIANWALL Webファミリー」として刷新します。その第一弾として、「GUARDIANWALL WebFilter」を2017年5月29日より提供開始します。標的型攻撃に見られるWeb通信を利用した情報搾取への対策により、多様化する外部攻撃を防ぎ安全なWeb通信を確保することが可能になります。

主な機能強化項目

  • 社外への不正な通信を検知・遮断して情報漏えいや外部からの侵入操作の防止
  • ウイルス対策製品との連携によるマルウェアのダウンロード遮断
  • 許可されていないアカウントによるクラウドサービスへのアクセス制御

 キヤノンITSはより広い領域の情報漏えい対策を提供していくために、自社開発による製品強化と併せて、積極的に国内外のベンダーとの「共創」を進めることでソリューションを連携させ「GUARDIANWALLシリーズ」のラインアップを順次拡充、刷新していきます。

製品名 価格(税別) 提供開始日
GUARDIANWALL WebFilter 一般向けライセンス 40万円(100ユーザー) 2017年5月29日

GUARDIANWALL WebFilter について

 URLフィルタリングによるアクセス先制限機能に加え、送信データ(Webメール/SNS/掲示板/オンラインストレージなど)のコンテンツフィルタリング機能も備えたWeb利用での情報漏えい対策ソリューションです。企業のWeb通信の出入り口にあたるプロキシーサーバーとして動作します。暗号化通信(HTTPS)を含むWeb経由で送信されたすべての内容を保存・閲覧することも可能なため、Web利用の可視化を促進するとともに、Webの業務外利用の抑制と情報漏えい対策が実現できます。

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GUARDIANWALL WebFilter概要図

主な機能強化項目

社外への不正な通信を検知・遮断して情報漏えいを防止

標的型攻撃などに用いられる不正な通信(コネクトバック通信)を検知し遮断することで、情報漏えい事故や外部からの操作による感染端末の拡大を防ぎます。またマルウェア感染が疑われる社内端末を特定できるため、迅速な対処が可能になります。

プロキシー認証結果ログによりマルウェア感染端末を特定

プロキシー認証結果ログにより、認証失敗している通信を速やかに抽出・発見することが可能になりました。マルウェア感染の恐れのある端末からのアクセスの発見が容易になるため、マルウェアによる社内情報の改ざん・破壊・暗号化といったリスクを低減できます。

ウイルス対策製品との連携によるマルウェアのダウンロード遮断

ウイルス対策製品連携(ICAP連携)に対応したウイルス対策製品と連携が可能になりました。暗号化通信(HTTPS)も復号して内容検査ができるため、通信経路上でウイルスなどのマルウェアを削除して、社内端末への拡散を未然に防ぐことができます。

許可されていないアカウントによるクラウドサービスへのアクセス制御機能

Google社の企業向けグループウェア G Suiteを導入している企業において、情報統制の観点から個人で取得したアカウントによるGoogle社のサービス(GmailやGoogleドライブなど)の利用を禁止したい場合があります。Google社が提供するアクセス管理機能に対応し、会社指定のアカウント以外でのGoogleサービスへのログインを禁止することが可能になりました。

価格表

【一般向けライセンス※1】

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【アカデミック・ガバメント向けライセンス※1】

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  • ※1 上記料金には、契約期間中のバージョンアッププログラム提供、電話・E-mailによるユーザーサポート、URLデータベース更新の権利が含まれます。
  • ※2 ライセンスは、GUARDIANWALL WebFilterを経由してインターネット接続するクライアントPCの総台数分必要です。 2,501ユーザー以上の価格は、別途お問い合わせください。
  • ※3 他社Webフィルタリング製品(UTM製品含む)を利用中の場合、新規乗換価格にて購入できます。

「GUARDIANWALL シリーズについて」

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 「GUARDIANWALLシリーズ」は、15年連続国内シェアNo.1(※)の「GUARDIANWALL Mailファミリー」、「GUARDIANWALL Cloudファミリー」、「GUARDIANWALL Webファミリー」から構成される、総合情報漏えい対策ソリューションです。企業活動に欠かせないメールとWebという通信手段において、また昨今利用が拡大しているクラウドサービスにおいて、情報漏えいという重大なセキュリティ事故を防ぐために、さまざまな環境に導入できる製品群を提供しています。

GUARDIANWALL Mailファミリー

15年連続国内シェアNo.1の総合メールセキュリティソリューションです。4つの製品ラインアップにより、メールの誤送信対策や情報漏えい対策、添付ファイル暗号化、メールアーカイブなど、総合的なメールのセキュリティ対策が実現できます。Office365など利用が拡大しているクラウドメールとの連携や、増加する標的型攻撃メールへの対策も可能です。

GUARDIANWALL Cloudファミリー  (2017年5月9日リニューアル)

従来から提供していたクラウドサービス「GUARDIANセキュリティサービス」を、「GUARDIANWALL Cloudファミリー」へ刷新し、2017年5月9日より提供開始します。7種の対策・用途別のサービスから選択・組み合わせができ、手軽に導入が可能なクラウド型メールセキュリティソリューションです。さらに「メール無害化サービス」は新たな機能として、添付ファイルに含まれるマクロを除去する“ファイル無害化機能”を2017年夏に搭載予定です。

GUARDIANWALL Webファミリー

GUARDIANWALL WebFilterを提供する、Web利用からの情報漏えい対策ソリューションです。URLフィルタリングによるアクセス先制限や、送信データのコンテンツフィルタリングに加え、標的型攻撃への対策機能を追加し、Webの業務外利用の抑制と情報漏えい対策が実現できます。

  • 株式会社富士キメラ総研 「2016ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」より

内容は発表時のものです。商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

本件についてのお問い合せ先

基盤・セキュリティソリューション企画センター
03-6701-3336(直通)

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