キヤノンMJ　ITグループのキヤノンITソリューションズ株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：神森 晶久、以下キヤノンITS）は、ウイルス対策ソフト「ESET」がクラウドコンピューティングサービス「Google Cloud Platform」上の仮想マシン環境での利用に対応したことを発表します。これにより、今後ESETを利用することで、セキュリティ対策を実装した、安心かつ安全なGoogle Cloud Platform環境を利用できます。

開発環境から業務用アプリケーションまで、幅広い用途でのクラウド上の仮想環境の利用が進む中、キヤノンITソリューションズは、安全で、かつ安定したパフォーマンスのセキュリティ対策の提供を目的として、ウイルス対策ソフト「ESET」のクラウドサーバーサービスへの対応を進めています。すでに「Amazon Web Service」と「ニフティクラウド」については対応済みですが、このたび「Google Cloud Platform」 のIaaSサービスである Google Compute Engineの仮想マシン環境での動作検証を実施し、同環境での利用に対応しました。これにより、CentOS、Red Hat Enterprise Linux、Windows Server 2008, 2012など、Google Cloud Platform が提供する幅広い仮想マシン環境においてセキュリティ対策が可能になります。

今回のESETの動作検証では、「Google Cloud Platform」向け導入支援サービス「Cloud Ace」を提供し、国内で多数の導入実績を持つ吉積情報株式会社との技術的連携を行いました。吉積情報は「Cloud Ace」のセキュリティ対策として「ESET」の採用を決定し、今後提供を予定している「Cloud Ace」のセキュリティ対策オプション^(*1)としてESETを提供していきます。

• (*1)近日提供開始を予定。価格等未定

Googleが世界中に展開する、拡張性と信頼性に富んだデータセンターのコンピューティングリソースを開発者向けに提供するサービスです。IaaSのGoogle Compute Engine、Google Cloud Storage、Google Cloud SQLなど、目的に応じたさまざまなサービスを提供しています。Gmail やYouTube をはじめとしたGoogle の各種サービスを支える強力なインフラ環境を利用できる点などが評価され、日本国内でもアプリケーションソフトの開発や、データ分析などのエンタープライズ用途において導入が進んでいます。

ESET社は、ウイルス検出力と軽快な動作の高いレベルでの両立を開発方針として、1992年の創立よりウイルス対策ソフトを提供しています。独自開発で20年以上の実績があり、定義データベースにない新種のウイルスなどのマルウェアでも検出できる「ヒューリスティック技術」をコアに、さまざまなアプローチによる多重防御機能を実装することで、標的型攻撃やアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃、有害サイトへのアクセスによる被害など、さまざまなマルウェアの脅威からユーザーを保護しています。その検出力は、第三者機関による性能評価テストおいて数多くのNo.1評価を獲得^(*2)しています。また、国内総販売代理店であるキヤノンITソリューションズは、「日経コンピュータ 顧客満足度調査」のセキュリティ製品の2部門（クライアント管理系部門、サーバー／ネットワーク管理系部門）で3年連続1位を獲得しています。

• (*2)Virus Bulletinの「VB100 Award」を業界最多の91回獲得、AV-Comparativesの新種・亜種のウイルス検出テストで最高評価の「Advanced+」を業界最多の19回獲得　http://canon-its.jp/product/eset/license/reason/index.html

Google Cloud Platform のサービスパートナーとして、Google Compute Engine や Google Cloud Storage, BigQuery をはじめとした各種サービス利用において、導入設計から、運用・保守までをワンストップでトータルにサポートするサービス「Cloud Ace」を提供しています。日本における Google のクラウド環境の開発のリーディングカンパニーとして、今まで多くのお客様への Google Cloud Platform の導入支援実績があります。

• ※ESETは spol. s r.o.の商標です。
• ※Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。

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