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研究開発・先進技術への取り組み

長年蓄積してきたソフトウェア技術、数理技術、言語処理技術、映像解析技術の研究成果をベースに、お客さまに新たな価値を提供する独自のソリューションの開発、サービスの実現に努めています。近年めざましい進展をみせている深層学習をはじめとするAI(人工知能)技術についても、早い段階から動画像解析、文字認識、需要予測、自然言語解析などさまざまな分野への積極的な応用を推進しています。またお客さま案件や製品開発などへのAI技術の活用を加速させるために、キヤノンITソリューションズ独自のAI開発プラットフォームの研究開発・整備にも注力しています。

ソフトウェア技術

開発生産性や開発品質の向上を支える

近年、システムアーキテクチャは多様化し、開発技術も常に変化しています。高品質で付加価値の高いシステム開発の実現をめざし、リファレンスアーキテクチャの整備、フレームワークや基盤技術の開発、開発技術の評価などを推進しています。

数理技術

OR(Operations Research)技術を応用し、企業経営に関わる課題を解決する

サプライチェーンマネジメント領域(需要予測、生産計画、在庫計画、配送計画など)での高度なアルゴリズム開発をはじめ、研究開発スタッフによるコンサルティングでも著しい成果を上げています。

言語処理技術

日本語処理技術を多種多様な領域に生かす

長年の研究開発で培った高度な日本語処理技術を、メールセキュリティソフト「GUARDIANWALL」や類似文書検索エンジン「DiscoveryBrain」に適用しています。また、テキストマイニングなど文書情報の分析・活用に関わる応用研究も進めています。

映像解析技術

AI技術を駆使して新たな価値を生み出す

深層学習技術を中心とした映像解析技術、映像情報を高度に活用するソリューションの研究開発を進めています。これまでにAIによる在宅勤務支援技術や農作物の生育予測技術などを開発しています。現在は映像からストレス状態を推定する技術開発などに取り組んでいます。

研究開発からビジネスの価値を生み出す組織「R&D本部」

R&D部門が歩んできた歴史

R&D部門の歴史年表

私たちR&D本部は、1960年代に、キヤノンITソリューションズ株式会社の前身である住友金属工業(現日本製鉄)の頃より研究開発に携わっています。会社の統合/合併を経ながら研究開発領域を広げ、世の中の社会課題への貢献と、多種多様な業界およびお客さま固有の課題解決に向けて、50人規模の体制で日々研究を重ねています。