- イベント・セミナーレポート
第1回 AIとロボティクス産業展 に出展
会場:幕張メッセ
開催日:2019年4月17日~19日
主催:一般社団法人日本能率協会
当社はAI活用のための総合技術展「INDUSTRY-FRONTIER 2019」の中の1テーマである「第1回 AIとロボティクス産業展」に出展しました。
キヤノンITSのブースでは、フローチャート形式のマシンビジョンアプリケーション「 MatroxDesignAssistant 」の「ディープラーニング機能」を活用した食品(シリアル)検査デモンストレーションを行いました。
また、産業用カメラで撮像した多くの画像(ビッグデータ)を用いて学習モデルを生成し、状態(良品・不良品)判定を行い品質管理をする、ビッグデータ可視化ツール「BIGDAT@Viewer」のデモンストレーションを行いました。昨今「ビッグデータの活用」を課題認識されている企業が増えており、多くのお客さまにお立ち寄りいただきました。
他にも、キヤノンが提唱するFA向けイメージ一括管理システム「CANON INDUSTRIAL IMAGING PLATFORM」の1つである画像処理ソフトウェア「Vision Edition」を紹介いたしました。アームロボットを活用したデモ展示が注目され、多くの来場者へPRすることができました。
マスコミ(食品・物流専門紙)からの取材もあり、特に食品専門紙からは「AIを活用した品質管理システムの実現は、食品製造メーカーにとって、大変有益な情報になる」と熱心に聞いていただきました。
今後もお客さまの課題を察知し解決に導く、時代に沿った製品・サービスの提供に努めていきます。
関連するソリューション・製品
- 画像処理ソリューション
製造業における外観検査や異常検知、食品・ 医薬品・化粧品などにおける異物検査や成分量の測定、物流業における資材配置の点検などの課題に対して、最先端のマシンビジョンシステムを中心にソリューションを提供しています。
画像処理システム構築に必要な産業用カメラ、産業用パソコン、画像入力・処理ボード、ハイパースペクトルデータ処理や画像処理ライブラリ、さらにカメラと処理エンジンが一体化したAIスマートカメラなど、各種素材を取り揃えています。
また、高い精度・高速処理が必要とされる各種検査機器、医療機器・印刷機器などに採用されたこれまでの経験を生かして、お客さまの課題やご要望をもとに最適な画像処理ソリューションをご提供していきます。
- BIGDAT@Analysis
多くの企業では、生産機器や製品から様々なデータを収集・蓄積していますが、そのビッグデータをどう活用すればよいか判らない、活用のための人材不足、ノウハウが無い、などの課題を抱えています。
さまざまなセンサ機器から一斉に取得されるデータは膨大で、従来のツールでは分析が難しく、新たな分析技術が求められています。
BIGDAT@Analysisは、統計解析や多変量解析といった専門知識を必要とせず、簡単な操作でビッグデータの可視化・分析ができるアプリケーションです。多くの属性・パラメータを含むデータ群(多変量データ)に対して、類似性を比較し、各サンプルの相関の強弱を、視覚的に認識できる二次元マップを生成できます。膨大なビッグデータを可視化する事で、新たな気付きを生み出し、さらなる詳細な分析を支援します。
- Baumer Digital Industrial Cameras
Baumer社の産業用カメラシリーズは、画像品質と高速性、圧倒的な堅牢性・耐久性を提供する世界最高水準の産業用カメラです。
お客様のあらゆるご要望にお応えするため、高画質(最大65Mピクセル)、高速性(最大1578fps)を追求した高性能モデル、防水防塵、耐震耐圧などの対環境モデル等、様々なラインアップ(他社圧倒の200以上)を取り揃えております。
また、Baumer社では、1952年に産業用センサメーカーとして設立以来、全製品完全自社内製造を実施し、常に大量生産への対応、製造誤差軽減など製造品質改善に努め、高品質製品の長期安定供給を提供しています。 - Aurora Design Assistant
高度なマシンビジョンアプリケーションをフローチャート形式で、簡単に素早く開発することが可能なソフトウェアです。
画像のキャプチャ、処理、解析、注釈描画、表示、保存がインタラクティブに構築可能です。ツールは生産性を向上するように設計されているため、ソリューションを市場に投入するまでに必要な時間と工数を削減できます。