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2018年上半期マルウェアレポートを公開

2018年8月24日

当社マルウェアラボでは、日本国内で利用されているウイルス対策ソフト「ESETセキュリティソフトウェアシリーズ」のマルウェア検出データをもとに、2018年1月から6月まで(以下2018年上半期)の間に検出されたマルウェアについて分析し、ウェブサイトにレポートを公開しました。このレポートでは2018年上半期に猛威を振るったサイバー攻撃やセキュリティトレンドについてもご紹介しています。

■トピック
・2018年上半期マルウェア検出統計
・仮想通貨を狙う脅威
・インターネットバンキングを狙う脅威
・WindowsプロトコルSMBの脆弱性を悪用する攻撃
・サーバー犯罪のためのサービス“Crime as a Service”


公開に先立ち、ウェブや雑誌などでセキュリティに関する情報を発信しているメディアに向けて事前説明会を開催しました。その中で、石川 堤一マルウェアラボ シニアセキュリティリサーチャーより、2018年上半期にESET製品が国内で検出したマルウェアは前期に比べて半減しているが、代わりにフィッシング詐欺は増加傾向である点を指摘。その要因としてフィッシングサイトをサービスとして販売する「PhaaS(Phishing as a Service)」の存在を挙げ、詳しくないユーザーでもサイバー犯罪に手を伸ばせる、危惧すべき状況になっていると解説しました。

2018年上半期マルウェアレポートは多くのメディアに掲載されました。

今後も当社は、インターネットをより安全に活用いただくために、マルウェアや各種セキュリティに関する情報を「マルウェア情報局」で公開していきます。

2018年上半期マルウェアレポート
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